[アニメ感想]エル・カザド 第二十五話
・エル・カザド
第25話 「聖なる女」
エル・カザド第25話です。ついに残りラスト一話です。今回のお話でナディとエリスはウイニャイマルカに到着します。
ナディたちを追ってウイニャイマルカに到着したブルーアイズたち。
それを見つめるミレイユ議長とその存在に一人気付くリリオ。リリオはいったい何者なのか…?
しかし、ミレイユ議長の格好を見るとヴァンドレッドのマグノ・ビバンを思い出すのは気のせいでしょうか?
一方、ウイニャイマルカに到着したナディたち。
そして地下の神殿に入った二人。それを待ち構えるローゼンバーグ。なんなんだこの服は!
ローゼンバーグのもとにたどり着こうとする二人だが、神殿のトラップ(?)がその行く手を阻む。
そして、ようやくローゼンバーグの下にたどり着いた二人。銃を突きつけられても余裕な表情のローゼンバーグ。
ローゼンバーグの口から開かされる真実。やはり、シュナイダー博士を撃ったのはローゼンバーグでした。前にエリスが銃を持っていた回想シーンがありましたが何だったんでしょうか?ローゼンバーグはシュナイダー博士をエリス覚醒のための生贄にしたのだった。また、彼は自分の目的が父親の復讐ではないと言う。じゃあ、いったい何が目的なんでしょうか?結局それが明かされぬままです…。
真実を語り調子付いたローゼンバーグは得意の言葉と口説き文句で二人を圧倒する。実はナディもエリス覚醒のための生贄であることを彼は語る。
三宅さん、なんか声が裏返っている気が…。やはり江原さんのフライデーはすごかったですね。上手すぎですよ。真下監督の作品は声優が豪華で好きなんですが(「よくこんなベテラン声優呼んでこれたな」と思うときが結構あります。)、今回のメインキャストは正直微妙な気が…。ヒロインとかは5年ぐらい声優をやって、だいぶ力を付けてきた人を使っているようですが。エル・カザドではアイドル声優が起用されていますが、時代の流れを感じますね。男性声優は渋くて好きです。映画の吹き替えで同じみな有名声優が多い。個人的にはNOIRの第2話「日々の糧」で出てきたルグランとか結構好きですね。「まさか、おまえがNOIRなのか!?」のシーンがいいですね。
エリスの覚醒が始まり動きを封じられ生贄にされようとしているナディ。
「私を殺して」とナディに頼むエリス。自分の覚醒を止めるためエリスはナディに自分を撃つように依頼する。
NOIRみたいな展開ですね。
ナディ:「遺言があったら、どうぞ…」
エリス:「大好きだよ、ナディ」
ナディの銃の引き金が引かれ、銃弾がエリスを貫通する。予想外の展開まさかエリスが撃たれるとは…。驚愕するローゼンバーグ。
そして、ナディまで死んでしまう。あの青い光は生命エネルギーを吸い取っていたんでしょうか?
そして、そこに駆けつけたブルーアイズたち。二人が死んでいるのを見て悲嘆するブルーアイズ。
リリオ:「魔女の力はお前にもある」
リリオの体を依代にしてブルーアイズに語りかえるミレイユ議長。ミレイユ議長が伝承の言葉を唱え始めるとブルーアイズのインカローズが光だし、ブルーアイズの力が覚醒する。
ブルーアイズの力によって生き返ったエリス。しかし、ブルーアイズは力を使い果たし倒れてしまう。
エリスが生き返ったのを確認するとローゼンバーグは仕掛けてあった爆弾を爆発させる。
ローゼンバーグはエリスを連れていこうとするが、エリスに拒絶されてしまう。
そして、生き返ったナディ。二人は決着をつけるため、逃げたローゼンバーグを追いかけていく。
シュナイダー博士「ありがとう、エリス」
ローゼンバーグを追いかけようとしたとき、エリスにはシュナイダー博士が見えたような気がした。
そして、最後は西部劇のような血統シーン。エル・カザドの基本コンセプトは今までのNOIRのようなフィルムノワール的なハードボイルドではなく、西部劇のような雰囲気のような気がします。しかも、このシーンのバックに流れているBGMは「el cazador」の日本語歌詞バージョン!
と言い残して死んでいくローゼンバーグ。
やはり、ガンアクションでの決着シーンは“あっさり”というのがいいですね。しかし、結局こいつは何がしたかったんだ?
ついに、決着がついたわけですが、今回のエル・カザドはエピローグがあと一話あります。25話でほとんど話が終わったわけですが、いろいろと説明がされていない部分や設定があまり活かされていない部分もあった気がします。あと残り一話でローゼンバーグの目的などが明かされるのでしょうか?やはりエル・カザドはNOIRやMADLAXに比べるとストーリーの厚みがないですね。得に驚くようなどんでん返しもなかったですし、正直言ってもう少しストーリーをひねって欲しかったです。三部作の完結編としてはちょっと残念ですね。まぁ、その代わりキャラクターの心情を描いた話は三部作の中でも結構良かったと思います。個人的には11話と14話、21話が好きですね。11話は単純に真下テイストが強く出ていたからですが、14話はシュナイダー博士とエリスの人間関係をBGMと合わせていい感じに描かれていました。21話はブルーアイズの心情の変化が演出やBGMできれいに描かれていて良かったです。
次週、ついに三部作が完結します。そして、このブログの終わりもあともう少し(半年でしたが、こういうのあまり向いていない自分としてはなんとか頑張りました…)。三部作の完結。その他、自分が昔から見てきたアニメや漫画の最終回。そして大学のキャンパス移行など10月までにいろいろなものが終わったり、変わったりします。なんか、いろいろ印象深い時です…。明日からは今いる都会から何もないところへ行かねばなりません…。同人誌とかもちろん売ってませんよ。もちろんイベントなんか何もないです…。
エル・カザド最終回に乞うご期待!
↓グバよりエル・カザド 第25話
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