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2013年12月15日日曜日

テアトル新宿にてNOIRのオールナイト上映会~過去への巡礼~

Noiryuri

テアトル新宿で開催されたNOIRのオールナイト上映会に行ってきましたよ!しっかり、過去への巡礼を済ませてきましたw。ちゃんとポップコーンも持って!

まさか、映画館の大スクリーンで音響設備でNOIRが見れる日が来るなんて夢にも思いませんでした!生きていればこんな良いこともあるんですね。
来場者も200人近くの方が来ていて、しかも、年齢層が思っていたよりも若い印象を受けました(30~40代が中心と思っていました)。この人数でアニメの上映会を、しかも、自分が一番好きなアニメの上映会をできるとは!!

��※この文章は映画を見終わった徹夜のテンションで書いています・・・誤字脱字、駄文は見逃してください。
ていうか、ね、眠い。歳を取ってくると6時間近く徹夜でアニメを観るのはきついですね)





当日のトークイベントは桑島さんと三石さん、それからプロデューサーの北山さんがゲストとして来ました。桑島さんと三石さんは昔から大ファンだったのですごくうれしいです。しかも、今回はがんばって最前列のど真ん中の席を取れたのでまん前でステージを見ることができました。桑島さんと北山さんおボケと突っ込み、3人の生アフレコが心に残りました。
じゃんけん大会では連敗を重ね、残念ながら景品は全部逃しましたが、一生に一度しかないであろう今回のこのイベントに参加できて、NOIRの一ファンとして十分に満足できました。昔からずっと探している懐中時計は自分でオーダーメードして音楽のちゃんと流れるやつを作ります!ただ、心残りなのが、目覚まし時計ですかね。昔オークションに出品されていたようですが。なかなか手に入りません。
��2年・・・思えば長い月日がたちました。
��OIRは自分にとってとても特別な作品です。
アニメの中では一番好きです。
漫画イラストを描こうと思ったきかけでもあります。そのせいで、いろいろな黒歴史を生み出しましたが、それも良い思いでです。
自分は中学生のときにこの作品を見たのですが、非常に大きな衝撃を受けました。
「今まで見てきたアニメと違う!」
と思ったのをいまだに覚えています。
まず、OPの曲とアニメーションの独創的な雰囲気が非常に気に入りました。
演出もすごくこっていて、背景の色合いとかキャラクターの心象風景を様々な技法で表現している点や、人物の心情描写の巧みさに驚きました。
登場人物の心情変化を言葉で直接的に表現するのではなく、ちょっとした行動の変化や短い言葉のフレーズで描いているところもすごいなと思いました。たとえば、初めは霧香とミレイユはギスギスした関係から始まり、霧香もミレイユに対して冷たく振舞ってしまうのですが、ストーリーが進んでいくうちに、落ち込んでいるミレイユを慰めるべく、霧香がためらいがちに手を伸ばすなどです。
また、この作品は百合的な要素も多分に含んでおり、こうした描写を用いて、霧香とミレイユ、クロエの三角関係をたくみに描いています。
実際この作品を見ていなかったら、自分はこのジャンルにはまっていなかった気がします。
後は、やはり梶浦さんの曲です。アニメでこんな曲があるのか!?と驚きました。しかも、このころの梶浦さんはかなりいろいろ曲作りにおいて冒険している時期でもあり、NOIRはほかの作品とも比べて、かなりBGMがこっているような気がします。しかも、音響監督も勤めている真下監督の音楽の使い方がうますぎる!絶妙なタイミングで、梶浦さんのBGMを使っている。梶浦さんの曲はやはり真下監督の作品で一番輝く気がします。あとは、新房監督の作品もいいですね。コゼットの肖像も好きです。今回のまどマギの新劇場版もすごくよかったです。コゼットからまどマギと来て、叛逆の物語で完成されたような気がします。そもそも、NOIRで梶浦さんが成功していなければ、おそらくまどマギも生まれていなかったのではと思います。そういう意味でも、やはり、NOIRは重要な作品だと思います。
さらに、今回は大きなスクリーンで見ることによって新たな発見もいろいろできました。
クロエの11話の私の闇で、クロエがミレイユのピンチを霧香に教えるシーンがありますが、このとき、ミレイユの元に走っていく霧香を見つめるクロエがさびしそうな表情を浮かべていたことに気づきました。小さいスクリーンだと気づきづらい変化ですね。
あとは、セル画の修正箇所とか、色のはみ出している部分とかが鮮明に見えました。セル画の懐かしさを感じました。
ちなみに、当日の上映は3部構成になっていて、上映スケジュールは以下のとおりでした。残念ながら26話全話上映ではありませんでした。
パート1
・第1話:黒き手の処女たち
・第6話:迷い猫
・第11話月下之茶宴
パート2
・第13話:地獄の季節
・第14話:ミレイユに花束を
・第18話:私の闇
・第21話:無明の朝
パート3
・第22話:旅路の果て
・第23話:残花有情
・第24話:暗黒回帰
・第25話:業火の淵
・第26話:誕生
後半になるほど、話数が多くなっていくため、だんだんきつくなってくる構成になっています。しかも、全話重い話ばかり!後半、寝ている人も結構いました。パートの切れ目ごとに北山さんとflying DOGの鈴木さんという方のトークが挟まれ、これも結構面白かったです(眠気覚ましにはちょうど良い?)。でも、さすがにイベント終了時には、自分もぐったりでした。でも、その状態で今、この文章を書いています。
なお、今回は入場者特典として、最近流行の生フィルムをもらいました。↓霧香とミレイユおそろいです!霧香のほうは友人から貰い受けました。やはり、持つべきものは友ですね。
Mirekiri
きっと、これが最初で最後のNOIRのイベントなんでしょうけども、今回のイベントはほんとうに、自分の人生でも心に残るイベントでした。桑島さん、三石さん、北山さん、鈴木さんよい思い出をありがとうございました!
来年にはいよいよNOIRのブルーレイBOXが発売!楽しみです!!
できれば、サントラ未収録の梶浦さんのBGM(実際、サントラもう一枚分くらいが未収録のまま)を収録した、新しいサントラも出してほしいです!
そして、この作品をまだ観ていない人は、所見は結構きついかもしれませんが、繰り返して見るとすごく楽しめる作品です。ぜひ、一度観てみてはどうでしょうか?

2009年5月18日月曜日

Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第七話「過去」

[アニメ感想]Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第7話「過去」


前回までと違い再び原作シナリオの展開に戻りました。


クロウディアの陰謀、そして、ツヴァイの失われた過去の記憶がよみがえる。


第7話は1章の後半に入るあたりのお話、クロウディアの陰謀が動き出します。

原作どおり高速道路のドライブインで梧桐たちとの密会のため、クロウディアがツヴァイにフェラーリを運転させ激走するシーンがありましたが、原作ほど長々としたものではありませんでした。原作はこのシーンがやたら長かったような気がします。

梧桐と志賀がしゃべりましたが、どうも声に違和感を感じる。梧桐は若すぎるし、志賀にホッシーをあてるのはなんか合わない気が。「へい」っていう台詞が(笑)

今回も前回と同様、独特な演出は少なかったです。

電車がトンネルに入って行き、そこからツヴァイの夢の中の過去のシーンに入っていくシーンの切り替えは、まあ、映画などではよくある表現ですが、アニメでやるのは面白いと思います。

このシーンの前にツヴァイがフェラーリを運転しながら満足げに微笑を浮かべていますが、自分自身で車を運転し進むツヴァイと、電車に乗せられていくアインの対比が面白いです。二つの乗り物の違いを生かした演出です。

アインの夢のシーンで描かれた風で葉が飛んでいるシーンはMADLAXを意識したのだろうか。また、このシーンで二人が線路の上を歩いている描写は何か他の映画であったのではないかと思います。夢の回想がアインの冷たい一言で急に終わり、「確かめにいきたいと思わないのか」というツヴァイの言葉に対して「そこに私たちの居場所なんてない」と切り捨てるアイン。過去への道しるべになるかもしれない夢。しかし、もはや後戻りはできない二人。そして、自分が面白いと思ったのは、このシーンの終わりで二人が歩いている線路の先が途切れていることです。過去にも戻れない二人、しかし、未来もないということの暗示なのではないかと自分は思います。線路というのはしばしば人の人生に喩えられるようです。

線路の描写はノワールでもありました。第18話「私の闇」でご機嫌斜めなミレイユと霧香が喧嘩をしてしまう話です。ミレイユに「消えて」と言われ別れた霧香は一人で線路をとぼとぼと歩いています。その線路の片方だけが途切れていて「いつも、二本とは限らない…(ぼそっ)」という霧香の台詞。この表現は凝っていて面白いです。また、この喧嘩の原因は三人の三角関係によるものですが、ファントムではアイン、ツヴァイ、クロウディアという三角関係が出来上がりつつあります。今回の冒頭部分でもクロウディアにツヴァイをとられ不機嫌なアインが描かれています。

こういう風に背景でシーンやキャラクターの心情を描くのはテキスト原作のアニメでは重要になってくるような気がします。原作では背景がめまぐるしく変わるわけではないので、それをアニメ化する場合にはキャラクターたちが今、どこにいるのか、例えば原作で駅のシーンが出てきた場合、それをアニメにするにはキャラクターたちは実際には駅のどこにいるのか?改札口前なのか改札口周辺なのか、それともホームにいるのかといった細かい場所の設定をしなければならないと思います。その場合に場所を選ぶ基準ができると思います。どうして、その場所を選んだのか?そういうバックの部分を想像してみるとクリエイター側の演出意図が見えてくる気がします。

今回残念だったのは、作画がところどころ崩れていたところでしょうか。

第1章もいよいよ終盤に差し掛かってきました、来週も楽しみです。





2009年5月10日日曜日

Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第六話「大火」

[アニメ感想]Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第6話「大火」


ファントム第6話です。


前回に引き続きアニメオリジナルのお話、トニー=ストーン編の後編です。


脚本は原作シナリオ担当の虚淵玄。


今回の話はサイス=マスター大活躍な話です。

サイスの作戦により大火というタイトルのとおりインフェルノが大躍進を見せます。

以前にサイスが裸のアインにオイルを塗っている変態シーンがありましたが、今回のアニメオリジナルエピソードでさらにサイスの変体シーンが追加!裸のアインをカメラで撮影してる!おのれサイス=マスター!ビィートレインの変態悪役キャラの地位を獲得していくサイス=マスター。写真撮影しながら一人で持論を語りつつけるサイスの姿はMADLAXの悪役フライデー=マンデーに近い。もし声が江原さんだったら、完全にフライデー=マンデーですよ。やはりサイス=マスターというキャラクターの声を江原さんにしなかったのは正解かもしれません。

そして、シャワーを浴びた後、全裸のままで歩き回っているアイン。実にけしからん。それを全く気にしていないツヴァイもどうかしてるよ…。

演出面に関しては、今回はあまり凝った演出が少なかった気がします。まあ、しいて言うならば、この話自体が作品全体の中での世界観やキャラクター、インフェルノという組織の設定をより深く描写するための演出だったような気がします。

あとは、ファントムの中でたびたび登場する野良犬の描写ぐらいでしょうか。人を殺して飯を食べている主人公を表しているような気がします。

冒頭でアインが捨てられている花を持ち帰り、花瓶にいけていたシーンがありましたが、これはどういう意味があったのでしょうか?このシーンのアインの心情はよく分からないですが、ただ、アインの花をいけるという動作を見て霧香が草に水をあげているシーンが脳裏によみがえったのは自分だけではないと思います。

また、今回はアニメオリジナルエピソードですが、梧桐 と志賀が登場しています。梧桐 は台詞がありましたが、声が合っていない気がします。なんというか若すぎる。個人的にもう少し渋い声が良かったかなと。まあ、聞いているうちに慣れるとは思いますが。

次回はポルシェのエピソードとツヴァイがインフェルノに入ることとなった失われた過去のエピソードです。あと、4話くらいで第1章が終わるくらいでしょうか。キャルとか出てくるまで、もう少しでしょうか。声が沢城みゆきということですが、どんな感じなのか気になります。


2009年5月8日金曜日

日経進学Naviに霧香がいる!

日経進学Naviに霧香がいる!



タイトルに「日経進学Naviに霧香がいる!」と書いていますが、決して妄想の果てに現実と非現実の区別がつかなくなったわけではありません。



日経進学Naviに霧香がいるんですよ。



Navi


ほらね。上図の左端の列の下から二番目に夕叢霧香とかいてあるでしょう。


帝京大学に受かった人のハンドルネームが夕叢霧香に!いい趣味してやがるぜ。霧香は帝京大学に受かったか。と思って上を見ると北海道大学にも霧香が!と思ったら霜香でした…。紛らわしいじゃん…。


未だにノワールは根強い人気があるようですね。



http://daigaku.shingakunavi.jp/p/contents/gokakutaikenki/index.html


2009年5月2日土曜日

Phantom ~Requiem for the Phantom~第五話「刹那」

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~第五話「刹那」


真下版ファントム第5話です。


これまでの原作に沿った話と違い、アニメオリジナルのお話です。


今回の話はいわばノワールで言うところの第6話「迷い猫」といったところでしょうか。「迷い猫」は霧香がナザーロフを撃つか撃たないか、殺し屋を続けられるか否かを決定付けるお話でした。

今回の内容も殺し屋としてのツヴァイを描くのに必要不可欠な話です。

インフェルノに楯突くマフィアの抑圧のため、マフィアのボスの家族の殺害という任務を任せられたツヴァイ。たとえ、殺す相手が子供でも殺せるかどうか試されているわけです。まさに、NOIRの第6話。おそらく、他のアニメでは、こういった展開になれば何らかの理由でフラグを回避できるものですが、NOIRとファントムではそれが起こりません。普通は倫理上殺さない、もしくは殺す必要がなくなるようにストーリーが展開するものですが、これらの作品では殺してしまうのですよ。

「あそこは殺さないところだろ」というツッコミをする人がいるかもしれませんが(昔、自分がNOIRを見たころ、友人がそういうツッコミをしていました)、それでは、このアニメの重さが薄れてしまうのですよ。このアニメはそんなに軽いテーマを扱ったものではないのです。そこが揺るがないのが真下監督の良さでもある気がします。

上述した点はNOIRとファントム、この二つの作品で共通の描写なのですが、NOIRとファントムで違う部分もあります。 NOIRでは霧香は一度殺しに失敗しているのです。そして、悩んだ後、殺し屋としての自分を貫くために霧香はナザーロフに向けた銃の引き金を引きます。しかし、ファントムではNOIRのときとは違いツヴァイが殺しを躊躇っているような描写が意外と少ないのです。

このお話はNOIRではまだ引き返すことができたかもしれないターニングポイントだったような気がします。あそこで、引き金を引かなければ、霧香は殺し屋を続けられなかったでしょう。ツヴァイにとってもここはターニングポイントになりえたかもしれませんが、しかし、殺さない選択肢を選べば自分の死に繋がる、つまり、実際には選択肢がないのです。そう、彼には迷う余地がないのです。

遊園地で遊んでいるマフィアの親子の姿をみて、戸惑っているような描写はありますが、それ以上の描写はあまりなく、最後に、迷わず引き金を引いたのはそういう意味合いが込められているのではないでしょうか?

また、今回もいろいろと面白い演出がなされていました。

一番、良かったのツヴァイが子供に銃を向けた時、背景の鏡に自分自身の姿が映るという演出です。例えば、駅のホームに設置してる鏡がありますが、あれはこれから自殺しようとする人が、自殺する直前の自分の姿を見て、自殺を思いとどまらせるためについています。しかし、ツヴァイは一瞬躊躇いはしますが、一歩を踏み出してしまうのです。なかなか見事な演出だと思います。

あと、初めの部分、トランプのマークをフレームとしてスロットが回っている絵を写しているのも工夫されていて面白いと思います。

アインとツヴァイの訓練のシーンでもまた、変なオーラが出ていました。

今回の遊園地のシーン、またしてもアインが明るいアインになっていました。この遊園地のシーンは前回と同様、珍しくモブキャラが動いていましたよ。ビィートレインも変わりましたね。

そして、最後のクロウディアの家で二人きりの状態で部屋の電気が消える演出がまた意味深な感じがします。ゲームであったベッドシーンはこの先あるのでろうか?

今回も面白かったです。次回もアニメオリジナルのお話です。来週も楽しみです。

そろそろ、ファントムのDVDの予約をしなくてはなりませんね。


2009年4月19日日曜日

Phantom ~Requiem for the Phantom~第三話「実践」

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~第三話「実践」


真下版ファントム第3話です。


今回は訓練を終えたツヴァイが殺しの試験を受けるお話です。例によって今回もイラストはございません。


原作でもあった、このお話ですが、いろいろとアレンジが加わっています。

ウォレス大尉(声は三宅健太)のヴィジュアルがゲーム版と全然違います。アニメ版のほうはゴツくて悪者っぽくて強そうな感じがします。ツヴァイとウォレスの戦闘シーン(最初、変換したら“銭湯シーン”と変換されました。なんとなくBLっぽいですね)もかなり変わっています。テキストである原作だとひたすらツヴァイの心理描写があって、フォークリフトの裏に隠れているウォレスを撃って終わるシーンですが、アニメでは心理戦に肉弾戦の描写が加わっています。アニメはテキストと違って動きや音という表現ができるのでこういうシーンの追加ができるのです。また、アニメとゲームでは視点がそもそも違うので(ゲームはプレイヤーが主人公の視点で進めるのに対し、アニメでは視聴者は第三者であり傍観者としてとして劇を見ている)長々と心理描写をするとつまらなくなります。しかし、原作にはなかった肉弾戦を入れたのはいいのですが、ウォレス大尉が少し弱すぎる気がしました。経験も力量も違う二人が直接ぶつかり合う描写をしてしまうことは、その辺りのバランスの取り方が難しくなる気がします。そういった理由で原作では敢えてその描写が避けられていたのではないでしょうか?ツヴァイの長所を活かして決着がつきやすいように。

そして、ツヴァイが完全にインフェルノのツヴァイとなったシーンですが、なんか3rdフォームのハセオっぽいです。なぜかツヴァイを観てるといろいろな黒歴史が脳裏に蘇るのですが、それは自分だけでしょうか?真下監督の特徴として目でキャラクターを表現することが多い気がします。例えば、霧香が黒霧香になるときなども目の変化で表現してます。まあ、そちらの方が分かりやすいということと作画の手間が省けるというのももしかしたらあるのかもしれませんが(実際、イラストや漫画を描いていてこの手法を取り入れるとかなり楽です)。やはり、人間、目に心情が表れるものです。それを利用し映像において表現するのは効果的な手段かもしれません。あと、「終わらせてくれ」というツヴァイにアインが銃を向けて打つシーンの銃声がなり響くまでの長い静かな“間”がいいですね。

いろいろ変わっている部分はありましたが、銃を選ぶシーンが入っていたのは意外でした。テキストである原作ではテキストならではの演出が、アニメにはアニメならではの演出があって、そういった演出に着目して見るのも自分は面白いと思います。

また、アニメ版「ファントム」ではOPにもあるように、アインとツヴァイを操り人形として、描いている描写が多いです。2話のクロウディアの台詞なども含め、二人を自我のない操り人形のように描いています。

今回は前回に引き続き、霧香(アイン)のサービスシーンが!着替えシーンにサイスのコレクションとして裸でオイルを塗られるシーンも!しかし、サイス!許せん!霧香に何ということを!今期はクィーンズブレイドがエロいと思っていましたが、個人的にはファントムが一番エロいように思えます。DVDの初回限定版も買います!

そういえば、ファントムを見てNOIRのDVDを買うという人もやはりいるのでしょうか?最近、自分の先輩がこの間NOIRを見たと言っていました。身近なところでそんな人が現れるとはうれしいですね。ファントムの影響を受けて新たなNOIRファンと真下信者が増えることを切に祈っています。

訓練も終わり、来週からはいよいよストーリーが大きく動き出す気がします。次回はショッピングセンターのお話です。

2009年4月12日日曜日

Phantom ~Requiem for the Phantom~第二話「訓練」

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~第二話「訓練」


Kirikaain 真下版ファントム第二話。今回はひたすら訓練が続く回。自分が思っていたよりも、ずいぶんと展開が遅いですね。もう、ベルトコンベアーで動く的に射撃訓練するところまで行くかと思ったのですが(もしかしてないのか)。


ちなみに今回はイラストも描いてみました。何とか時間を作って描けるときに落書き程度のものをアップしていこうかと…。


第二話は細かいところでエロスを出すいつもの手口が良かったと思います。訓練のときアインの胸が当たっていたり(スポーツブラというのがまたエロい!)、クロウディアの登場シーンで胸がアップになってたり、マグワイヤのセクスィー入浴シーンその他いろいろ。今回はむしろエロスの面での演出に力を入れていた気がします。個人的にはアインのセクシーな指導が一番エロかったと思います。

あと、最後の薬莢同士がぶつかり合う演出がいいですね。

そういえば、エル・カザドから登場した上下や左右を反転させる演出はファントムでは常習化してますね。この演出はビスタサイズの画面ならではの演出のような気がします。

ただ、気になったのが、一話でもそうだったのですが、基本的にツヴァイの作画がなんか崩れてるように感じるのですよ。気のせいでしょうか?

それと、訓練のシーンがいまいち過酷さの表現が弱かったように感じました。繰りかえしの映像によって、だんだんと精神が麻痺して、自我が弱くなっていく感じは演出されていたのですが。いっそのことフルメタルジャケットぐらいのキツイトレーニングっぽい絵の方がよかったのでは?

しかし、ドSな霧香(アイン)もいいですね。露出度もNOIRより高いのもまた…。着替えのシーンは残念かなとかそんなこと別に思ってなんかいませんよ。うん、本当に。

アインはOPの最後の辺りとEDのパソコンに向って銃を撃っているシーンが一番霧香っぽいです。

しかし、ビィートレインもキャラクターの絵がだいぶ変わりましたね。少女キャラは目の描きかたとか少し過去の絵に戻ったような気がしますが、男性キャラはかなり変貌を遂げた気がします。どちらかというと、前の絵のほうが好きでした。

そういえば、ビィートレインといえば、変態悪役キャラ。今回はサイス=マスターが担当するのでしょうが、むむっ!その変態っぷりが霧香(アイン)へのセクハラとは!赦せん!銃のコレクションを眺めているときとか(次回出るようだが)、何と言うことを!けしからん!

因みにNOIRはファントムのパクリだという説がありますが、これは違うのではないかと思います。NOIR自体の作品起源は90年代半ば以降くらいまで遡るのです。NOIRは天地無用やウテナ、円盤皇女ワるきゅーレなどで脚本をしていた月村了衛氏が原案・構成・脚本を担当しており90年代半ばにはこの作品が彼の中で作られ始めていたのです(但し、初期は男二人が主人公だったらしい)。そこに、真下・梶浦由記・アリプロテイストなどが加わってできたのがNOIRだったのです。ただ、作品が製作し始められて、それが世の中に発表されたタイミングが悪かった。そういうことなのではと思います。要素はかなりかぶっているのですが、これは映画「二キータ」などの影響もあったのかもしれません(死刑になるか暗殺者になるか…)。二キータはハリウッドリメイクもされている作品ですし(因みにハリウッド版のタイトルは「アサシン」です。両者で違う点はいくつかあるのですが、ハリウッドリメイク版の掃除人はプロっぽいやつなんですが、元のフランス版のほうは雰囲気はプロなんですがマジで使えないやつなんですよ)。繰り返し言いますが、内容も一部の世界観設定など以外は異なります。どちらかというとファントムの方はガチな任侠ものに近いです(少女が任侠の世界に落ちていく作品とかも結構多い気がします。ヤクザの両親を目の前で殺されて復讐するみたいなやつとか。女性主人公だと、生き残った主人公が復讐するパターンが多い気がします。男は最後に死ぬんです。女はしつこく生きるんです。前にも書いたかもしれませんが、男は死に様が重要なのです)。NOIRは宗教的な要素がかなり強い文学的作品です。

ついでに言うと同じ年に似たような組み合わせの主人公キャラアニメで「ナジカ電撃作戦」というスタジオ・ファンタジアのパンツアニメが放送されていました。こちらも面白いのでお勧めです。とてもお馬鹿な全年齢対象のエロアニメです。お馬鹿なエロアニメといえば、巷で話題の「クィーンズブレイド」アニメ版はエロいですね。無駄なところに作画の力が入ってる。ホビージャパンといえば、中学2ぐらいのとき部活の友人たちが家に遊びに来たときに、「ゲームぎゃざ」を女子が見て、「エロい…」と言われました。ぎゃざとかでもやっぱり、エロいんですかね(コロコロコミックから鞍替えして小5から買っていましたがw)。まあ、アクエリとかエロいかもしれませんが。

今期のアニメはいいですね。でも、「鋼の錬金術師」はマスタングの声が三木さんに変わっていたので違和感を感じました。慣れませんね。でも、早くも一話目でグダグダになりそうな感じがしたのですが、気のせいですかね…?

あと、思わぬ伏兵が「東のエデン」。キャラ原案が羽海野チカです。なんか、いろいろとタイムリーな時事ネタが含まれています。ストーリー自体もよさ気な感じ。製作はプロダクションI.G.。OPとEDがとてもユニークです。完全にノーマークだった作品でしたが、これはお勧めな作品です。

今年はアニメの当たり年です。でも、あまりアニメを見る時間がないので、なるべく見るアニメは厳選したいです…。

↓ファントム第二話

http://douga7.com/archives/560355.html

2009年4月8日水曜日

Phantom ~Requiem for the Phantom~第一話「覚醒」

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~第一話「覚醒」


久しぶりに更新しました。


ついに真下版ファントムが始まりました。これから半年間レビューを書いていこうと思いますが、残念ながらファントムが放送している半年間はめちゃくちゃ忙しいため、あまりレビューできないかもしれません…。実は今回、イラストも描いてアップしようと思ったのですがかなり時間がなかったのでやめました。




アニメ版ファントムですが、期待していた以上に良い出来でした。真下テイストは強め!回想シーンあり!最近はがっかりする作品が多かったですが、久しぶりにBEE TRAINらしさが爆発した作品が来ました。OPも気に入りました。今回の本編のBGMは梶浦さんじゃないですが、いい感じです。気に入りました。エンディングはALI PROJECTですが、やっぱり微妙な気がします。EDアニメーションのツヴァイが某「うおっまぶし!」のアニメに見えるのが残念です…。

アニメ版ファントムはゲーム版ファントムと比べて、キャラクターデザインが大幅に変更されています。中でもアインが完全に霧香になっていることが個人的にうれしい。アインはもっとキツイ感じ、綾波レイくらいなキツさがある感じの無表情キャラな気がするのですが、完全にキャラデザが霧香寄りに!残念なのは桑島さんじゃないことぐらいでしょうか。高垣彩陽でもいいのですがやはり桑島さんだったらなと…。最近は桑島さんもあまりアニメに出演しなくなってしまいましたね。Wiiのゲーム「フラジール」では主人公ボイスで出演しています。Wiiがほしい!このアインはいいですね。でも、おそらく8話から16話くらいの間は出なくなるのが残念です。

アニメ版アインのキャラクターデザインはやはり菊池さんなのでしょうか?アイン、キャル(小)あたりは菊池さんが描いてそうですね。あと、ワイズメルがカッコよくなりすぎw何か“おじさま”な雰囲気が。志賀がカタギな感じになっている。

今回はキャラクターデザインだけでも6人以上もいます。NOIRのときの倍以上ですよ。そして、シリーズ構成の黒田洋介に原作の虚淵玄を始めとする脚本家たち!スタッフが豪華ですね。

声優に関して言うと全体的にそこまで違和感は感じませんでした。ツヴァイも見る前は「入野自由で合うのか?」と不安でしたが、普通ですね。サイス=マスターも千葉さんで合わないかなと思ったら、聞いているうちに慣れてきました。MADLAXのフライデー・マンデーのときのように、江原さんがいい!とか思ったのですが、それだとまた違うサイス=マスターになると思うのですよ。キャラクターが濃くなりすぎる気がします。サイス=マスターは裏で何か企んでいて、自分の手の内を明かさない、知的な悪役キャラだと思うのですよ。ただ、クロウディアだけはどうも久川綾の声では違和感を感じてしまいます。もう少しセクシーな感じの声なイメージなのですが、久川綾の演出するセクシーさとはまた違うような気がするのです。まあ、真下アニメでは必ず久川綾は出るという法則と真下アニメにおける久川綾キャラの近年の傾向から考えるとクロウディアになるのですが。

2クールもあるので、マイペースに人物一人一人の心情を真下監督ならではの描写で描いていってほしいです。

とりあえず、アニメ版ファントムはDVDおよび関連グッズの購入決定ですね。

2008年9月1日月曜日

霧香を描いてみました

[イラスト]霧香を描いてみました。


Kirikaice_2




第14話「ミレイユに花束を」より霧香を描いてみました。MVPenで書くのは厳しいので、普通にWACOMのペンタブを使って描きました。


霧香の使っている武器はべレッタM1934ですが、管理人はアイスの方がダメージがでかかったのでした…(またイタいことを…)。


このブログは真下監督ファンのブログであり、夕叢霧香のファンブログでもあるのを最近、忘れていましたよ(同時に桑島さんのファンブログでもあります)。


これからも暇があればイラストをアップしていこうと思います。しかし、アニメ塗りというのはなかなか難しいですな。影も形であらわさないといけないので、しかも、効果的に最小限の影で表現する必要があるため、かなり描きなれてないと難しいです。実際、上のイラストも肌とか服の影が適当なのです…。もっと上達したいです。


2007年5月4日金曜日

過去への巡礼 ビィートレインアニメヒロイン

[アニメ感想]過去への巡礼 



・エル・カザド5話目終了



「ビィートレアニメを振り返ってACT1」



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最近、NOIRとMADLAXをもう一度見直してみました。(とは言ってもすでに何回目か分からないくらいループして見てますが…。AVENGERは10回近く見てる。でもストーリーが分からん)



まあ、見直してみて改めて思ったんですが、エル・カザドは今までのビィートレインアニメと絵柄が違うと思います。自分は昔の方が良かったです。エル・カザドはどうしても違和感が消えません。昔の菊地さんとか芝さんのキャラデザに慣れていたせいでしょうか?どうもエル・カザドのキャラデザに慣れません。しかも今回は霧香のそっくりさんが出ない!エリスは違う…。



そこで、今回はエル・カザドのキャラデザをしている菊地洋子さんが手がけたアークザラッドとNOIRの絵を振り返って見ましょう…。(ただし、和風少女に着目してw)



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まずはアークザラッドの リーザです。暗い表情とかがNOIRの霧香に受け継がれている感じがします。


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ただこのアークザラッドは菊地さんじゃない回の作画崩れがひどいです。ていうか絵が違いすぎ!


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NOIRの夕叢霧香です。おそらく3部作のヒロインの中で一番暗いキャラです。因みに記憶喪失で“夕叢霧香”という名前も本名ではありません。一応高校2年生ということで17歳ぐらいだと考えられます。国籍は不明。日本語以外にフランス語や他の言語も話せます。


声優の桑島さんの声がぴったり合っていていい感じなんです。


Cap004 .


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彼女は完璧な殺し屋として育てられているため動作や発言、アクションの一つ一つに現れています。無表情でどんどん人を打ちます。そういえばナディはまだ一度も人を殺してませんね。今までの三部作ヒロインと違いますね。↑はミレイユにナイフを渡すシーンです。ナイフの渡し方がすごく手馴れた感じです…。


Cap001





Cap010 .


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↑霧香の名台詞「よいしょ…」です。


エリスの台詞「イエッサ」というのがありますが、やはり時々言ってくれるのが有難味があります(笑)


Cap009 .


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「ちょうだい、ポップコーンをちょうだい」


時折言う妙な台詞がいいです。ミレイユもびっくり。


Cap002





Cap006 .


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やはり菊地さんがキャラデザを手がけると絵がかわいくなりますね。その辺はエル・カザドでも同じようですが、やはり瞳の描きかたが昔と違いますね。NOIRのころまでは手描きアニメだったのとなにか関係があるのでしょうか?


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そして、これが真の姿、真のノワール「黒霧香(通称)」。その戦闘能力はほぼ最強。


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↑第22話「旅路の果て」で完全覚醒した霧香。目つきが全然違います…。めちゃくちゃ強い!


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クロエですら歯が立たないほど強い。体格も心なしか男になっている気がする…。なんかやたらゴツイw


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幼いころの霧香。すでにこの時点で仕事をこなしています。服装(顔もだが)なんかは結構MADLAXのマーガレットの幼少時期の外見に受け継がれています。ボタンがとれてるあたりとか。


Cap012 .


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MADLAXの霧香のそっくりさん、マーガレット・バートン。因みに声優も同じ桑島さん。こうして見ると(MADLAXのキャラデザは菊地さんじゃないけど…)、今のエル・カザドは結構、キャラとか絵が違いますね…。3作目だけ変えたのは何かしらの意図があったんでしょうか?



そして、気づいたら霧香のレビューを長々としている管理人でした…。(まあ、かなり気に入っているキャラクターなので…)


また何話か進んだら同じようなレビューをしようかと思います。次はビィートレインの悪役アルテナやフライデー・マンデーなどについて語りましょうか。その次は百合編!



↓グバよりNOIR第一話





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