2019年12月29日日曜日

最近見た映画

最近、結構映画を観たのに、全然レビューしていませんでした。
もう上映終了しているものも多いですが、以下の映画を観ました。

1.ターミネーター:ニュー・フェイト
2.ドクタースリープ
3.アナと雪の女王2
4.スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明け


1.ターミネーター:ニュー・フェイト
巷でキャメロン版まどマギと言われている今作、ターミネーター2の正式な続編。
確かに、未来から来たヒロイン1がもう一人のヒロインを救うという展開は、まどマギっぽい。

正直、少し長すぎる感じがしました。ずーっと逃げているシーンが続いていてややたるい...。年老いて太ったシュワちゃんも、もう限界な感じがしました。うーん、これはちょっと...。スケールが大きく面白いのは面白いですが、やっぱり2ほどの面白さはないですね。
点数をつけるとしたら、5/10点くらいでしょうか。

2.ドクタースリープ
シャイニングのスピンオフ作品です。
この映画、子供の時以来久しぶりに両親と見に行きました。父親がシャイニングをそこそこ好きだったので、本当に珍しく見に行った貴重な映画です。自分自身も、シャイニングがすっごい好きだったので、すごく期待していたのですが、今年最悪に面白くなかった映画でした。今回はかなり原作通りに作られたとのことなので、原作が面白くないのかもしれません。
今回は、前作ではあまり表立って出てこなかった超能力=シャイニングに焦点を当てて、登場人物たちが超能力バトルを繰り広げるという、前作のシャイニングとは別路線の作品となってます。シャイニングとは違う作品と完全に割り切れば、もう少しましに見れるのかもしれませんが、正直、かなり子供だましな作品に感じました。キューブリックのキの字も感じさせない、アメコミ系のヒーローもの作品っぽい映像と内容にがっかりしました。
しかも、結構長い...。退屈過ぎて、寝そうになりました。
0.5/10点くらいでしょうか。

3.アナと雪の女王2
アナと雪の女王の2作目。1作目はあのディズニーが姉妹愛を描いた作品として百合クラスターで話題になりました。前作は映像もきれいで、3Dで見ると氷のお城が出来上がるシーンを見ると迫力がありました。何よりもポイントは、ヒロインxヒロインというディズニーとしては珍しい作品であること(マレフィセントなども)。これまでのディズニーであれば、王子xヒロインという組み合わせだったのが、姉妹愛という異色の作品。のはずだったのですが、今作では、結局王道の王子xヒロインという組み合わせに...。正直、残念。シナリオも前作の方が面白かったです。映像的にも、前作の方がよかったですかね。
点数をつけるとしたら、5/10点くらいでしょうか。

4.スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明け(ネタバレあり)
スカイウォーカーを巡るスターウォーズシリーズ最終章。ドルビーデジタル3Dで見てきました。
レイの正体がついに明かされるなど、これまで謎のままにされてきた部分がすべて明かされるエピソードです。なんと、はじめの縦スクロールするあらすじ部分で、パルパティーンが生きていたことがいきなり明かされます。実際には死んでいるようですが、ゾンビとして延命されています。いや、もう死んでてええやろ...。
そして、レイがパルパティーンの孫娘であることが明かされます。そもそもパルパティーンに子供いたのか。うーん...。
予想通りカイロ・レンが改心して、パルパティーンと戦うという。予定調和。
ランド・カルリジアンが登場し、最終決戦では、援軍を率いて帝国軍を一掃するという。
1度死んだパルパティーンも、レイと改心したカイロ・レンのタッグの下に今度こそ本当に倒れるという。
正直、過去作のエピソード6をもう一度繰り返しているだけのような感じがしました。
面白くないわけではないのだけれど、うーんという感じ。エピソード8よりは面白いのですが、過去作品のファンに配慮したとにかく無難な作品という感じです。
スターウォーズは新たに新サーガが作られるそうですが、もうさすがにやめておいた方が...。ディズニーって、本当にコンテンツの骨までしゃぶりつくすのですね...。
エピソード9、点数をつけるとしたら、5/10点くらいでしょうか。

年末にいろいろ映画を観ましたが、どれもあまりピンときませんでしたね。
他の3作品はドクタースリープよりはましですが、微妙でした。

2019年11月7日木曜日

イットリメイク版後編を観ました


イットリメイク版後編をDOLBY CINEMAの立体高音質で見てきました。
(↑劇場の入り口から、かなり凝った作りになっています。遊園地のアトラクションみたい。)

イットはスティーブン・キング原作映画の中でも一番好きな作品です。
子供たちが成長して、過去のトラウマと戦うというダークファンタジーなところが好きです。CGがまだ全然導入されていないころに作られたドラマ版を子供の時に見て、それ以来、この作品が好きになりました。

リメイク版は、もちろん昔の作品と比べてCGがいっぱい使われていて、製作費もいっぱいかかっていて、クオリティが高いのですが、やっぱりドラマ版が好きです。
リメイク版は、なんていうか、ジュラシックワールドを見ている感じです。残虐なシーンやビックリ箱のような視聴者を驚かす演出が満載ですが、以前の不気味なダークファンタジーっぽさよりも、モンスターパニック作品的なテイストが強いところが違和感を感じます。過去作ではペニーワイズ役の俳優(ティム・カリー)の不気味な演技が、ペニーワイズのキャラクター性が際立たせていました。ペニーワイズとジョージーのやり取りの動画がTwitterでずっと使われ続けているのは、その汎用性だけでなく、ペニーワイズのキャラクターがあってこそなのだと思います。リメイク版は、ただのイケメンサイコパスという感じでしょうか。

主人公たちが、ペニーワイズの住処に潜入してから、怪獣のように巨大化したペニーワイズとの闘うシーンが少し長すぎるように感じました。この辺りは、ジュラシックワールドという感じですね。このシーンが長いせいか、余計モンスターパニック的なテイストが強まっている気がします。過去作は前後編で3時間でしたが、今作は前後編で5時間以上もあるんですね...。それは長いわ...。

部族の儀式については、何んとなくペニーワイズを倒すために、何かもっともらしい武器が必要ということで導入されたのかもしれませんが(ひょっとして原作準拠?)、どちらかというと過去作のパチンコで戦う方が好きです。パチンコなんかで倒せるわけがないのですが、そちらの方が、民族伝承などのファンタジーっぽさがあって、個人的には好きです。

今作で初めて理解したのですが、スタンが自殺したのは、怖がりの自分は足手まといになる可能性が高く、自分自身をルーザーズクラブから抹消するために勇気を出して行った行動だったんですね。本当はペニーワイズに殺されたのだと思っていました。

イットを見て、この映画は最近のリアリティを求める世代には受けるかもしれません。
ですが、やっぱりこの作品は、モンスターパニックではなく、ダークファンタジーであってほしいです。


2019年11月1日金曜日

冬コミ、落ちました。

2019年冬コミ、スタジオイノワーるは落ちました!
以上!
...
......

まさか落ちるとは...
でも、京アニ本は作って、次回の春コミに出します!

2019年10月23日水曜日

ジョーカーを見てきました

IMAXシアターでジョーカーを見てきました。
正直、自分はこの映画を観るつもりはありませんでした。予告編を見る限り、自分の中のジョーカーのイメージと本作のジョーカーのイメージがあまりに違いすぎたためです。やっぱり、ジョーカーのイメージって悪のカリスマなんですよね。ダークナイトのジョーカーやジャック・ニコルソンのような強いジョーカーが自分の中のジョーカーなんですよ。
でも、映画を否定する以上は、やっぱり見てからじゃないといけないと思い、この映画を観ました。

映画を観た後、この映画の評価が180度変わりました。
非常に良くできた映画だと思います。ジョーカーというキャラクターを題材として使いながらも、貧困層の一人の男が堕ちていく様子を、ドキュメンタリー映画のように撮っていて、リアリティがすごく強い作品でした。ホアキン・フェニックスの演技があまりにリアルすぎて、狂人のしぐさ一つ一つがリアルで不気味でした。こんな人、本当にいそうです。正義の味方がいない世界というのも、映画に現実味を持たせる設定として、うまく働いている気がします。

この作品のジョーカーは、周りの人間に踏みつけられながら生きる、ただの一人の弱者です。そんな、貧困層の弱者が、富裕層の人間に反旗を翻し、その姿に、周りの貧困層の人間が連鎖的に感化され、炎上するという、まさに、現代のネット社会でこそ起こりそうな事件を描いています。この映画を観たとき、「危険な映画だな」と思いました。この映画のジョーカーは、映画の中だけでなく、現実世界の人々にまで火をつける可能性があると思ったからです。ただ、そう思ったあと、よく考えたら、そんな反乱を起こすような人たちは、この映画を観に来ることができないんですよね(お金がなくて)。映画を観に来ている人間は、大なり小なり、映画の中でチャップリンのモダンタイムスを見ている富裕層にカテゴライズされるのかもしれません。この映画がテレビで放送されたり、DVDで安くレンタルされるようになったとき、真の危険が社会を襲うのかもしれませんね。京アニ放火事件の犯人も、おそらくこの作品のジョーカーと同じような人なのかもしれません。きっと、これからジョーカーがどんどん社会の中で増えていくのでしょうが、その対策方法がないのが恐ろしい...。

2019年10月9日水曜日

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝

京アニの魂の作品、ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝を見てきました!
乙女の園が舞台という、百合展開満載の本作!リズと青い鳥に引き続き、京アニの作画、美しい風景描写で描かれる最高品質の百合!とにかく美しいの一言でした!文学的な少女漫画の世界ですね。

ヴァイオレットエヴァーガーデンの作画、すごすぎますよね。髪の毛の細かい動きとかも全部作画でやっていて...。本当に匠の技です。自分が、この作画をまかされたら、きっと胃液が逆流すること間違いなしです。

今作のヴァイオレット、すっかり大人になっちゃって、すげえって思いました。家庭教師ができるほどの教養とマナーを身に着けているとは。この時、ヴァイオレット何歳なんでしょうね。テイラーは成長してからのヴァイオレットも出てきますが、20歳を超えているのでしょうか。でも、見た目が変わらない不思議。

本作、ちゃんとハッピーエンドで良かったです。イザベラからの返信が途絶えたとヴァイオレットが言ったとき、もしかしたらイザベラ死んでいるんじゃないのっ?って不安になりました。気管支が悪いという描写もあり、視聴者側に、そういう不安を抱かせる演出なのかもしれませんね。イザベラちゃんと生きていて、テイラーの手紙を受け取ることができて良かったです。テイラーはこれからレギュラーキャラとして登場するのでしょうか?
次回作の劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンでも登場するのでしょうかね?

映画の最後に次回作の告知として、「鋭意製作中」と表示されたときは、京アニ頑張れ!って心から思いました。何年経ってもいいです。ユーフォニアムともどもずーっと待ち続けます!

京アニへの応援として、微力ながら今年の冬コミで京アニ本を作成します。売り上げはすべて京アニに寄付します(微々たるものになると思いますが)。


2019年9月26日木曜日

日本に帰ってきました

4年間の旅を終え、日本に帰ってきました。
長いような短かったような...。いや、結構長かったですね。
未だに、周りが日本語だらけで違和感を感じます。日本語の単語が時々出てこなくなる時があります。リハビリが必要ですね。

日本に帰ってきたということで、これからは、コミケに直々に参戦できます!冬コミ参加します!おそらく、10年ぶりのコミケ参戦です。

映画も見れます!劇場版プリンセス・プリンシパルに間に合って良かったです。
おそらく、アリゾナでは上映しなかったでしょう。この作品を劇場で、何度も何度でも見ることができるとは...。幸せです。

2019年8月12日月曜日

アリゾナ版BookOffと漫画専門店



友人に連れられ、アリゾナのメサにあるBookmansに行ってきました。BookmansはBookOffのアリゾナ版です。

日本のBookOffのように中古の本や漫画、CD、ゲーム、フィギュア、その他いろいろなものが売られています。店内は結構広い。
店内を見ていると、いろいろ買いたくなります。アメコミとか、あまり日本で売られていない映画関連のフィギュアとか。でも、買わない、なぜなら日本に持って帰れないから!

日本のBookOffに比べると全体的に値段が高かったです。
漫画だと、NARUTOの1巻が4ドル。漫画の単行本は、海外では値段が高くて7ドルくらいなので、それに比べれば、多少安くはなっていますが...。やっぱり、日本人の感覚では高い!日本の物価があまりに安すぎるからかもしれませんが。


ちなみに、Bookmansの隣には、Comicsという漫画専門店がありました。

戦利品。

StarPigというSF漫画が気になったので買ってきました。この漫画、巨大なクマムシが宇宙空間にいます。ユーモラスでいいですね。

2019年7月12日金曜日

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~を見てきました

アメリカでも、劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~が公開されました。
この日を、待ってた!

冒頭から、秀一が久美子に告白するシーン。なんか、あまりないスタイルですね。このシーンの、久美子の表情が、かわいい。久美子ってこんなにかわいかったっけ?
個人的に、橋の上で鳥を眺めているシーンで、「と~り~」って言っているときのやつが好きです。あとは、1年生めんどくさいなーのところでしょうか。久美子らしい、だるーい感じがすごく出ています。

今回は、新しく新1年生が吹奏楽部に入学。全員、性格に難ありという。特に、久美子にとってユーフォニアムの後輩になる久石奏。メンヘラすぎる...。でも、小悪魔ぶっている割に、久美子にうまくあしらわれているところが好き。

性格に問題がある新入生のせいで、波乱の始まりとなる北宇治吹奏楽部。人間関係がひたすらギスギスしています。中学、高校の時、部活ってこんなんだったなぁって、ちょっと懐かしくなりますね。でも、そんなギスギスした人間関係も、久美子がばっちり解決!久美子がちゃんと主人公やってる!リズと青い鳥で、モブなんて言ってごめんなさい。

今回は、課題曲として前作通り、リズと青い鳥が演奏されます、コンクール本番のリズと青い鳥が聞けて良かったです。のぞみぞが一生懸命吹いていた!今作では、セリフと出番が少ない二人だけど、このシーンでは、やはり二人がフューチャーされていて感慨深いものがありました。

ここに至るまでの道のりで、たくさんの波乱万丈があった北宇治吹奏楽部。
リズと青い鳥の裏側で、こんな激しいバトルが繰り広げられていたんですね...。

スーパーくみれいタイム
秀一とのデートを早々と切り上げ、麗奈のところに行く久美子。アニメ本編で百合ラーを絶望のどん底に落としたくみれいですが、やっぱり、くみれいは信じてもいいのかもしれない!?りんご飴の関節キッス!
そして、手洗い場の二人、「距離近すぎない!?」って視聴者が思っていたら、それを代弁するかのように、ツっこむみっちゃん。そして、合宿では、麗奈に何かを聞こうとする秀一。この二人、かなりくみれいのことを怪しんでいますね。

そして、恒例のなかよし川タイムも健在。部長と副部長の関係になってから、夏樹が優子にツッコミを入れる回数が増えた!一瞬ですが、プールでのイチャイチャしているのは見逃しませんよ。そして、今作最高のなかよし川タイムは、珍しく優子が素直に、夏樹にお礼を言うところでしょうか。あまりに不慣れなシチュエーションに、たじろぐ夏樹が最高でした!なかよし川最高でした...。

その他、感想
・ようやく本編を観れたので、たまにTwitterで流れてくる2次創作漫画イラストの元ネタがようやく分かりました。夏樹と優子がパフィーの「これが私の生きる道」を歌っている漫画を見たことがありますが、なるほど、OPでカバーが演奏されたんですね。

・かおり先輩色っぽくなりすぎ。大学デビューですか!?版権イラストほどではないですが、かおり先輩こんな感じの人だっけ?

・ハッピーアイスクリームも登場!夏樹が奏にアイスをおごる羽目に。ギスギスしていた二人ですけど、優子にライバル登場か?

・夏樹がOPでエレキギターを弾いていた!

ユーフォ劇場版、もう一回見たい...。いや、何回も見たい!日本に帰るタイミングで上映されないかな...。ブルーレイが待ち遠しい...。


2019年6月18日火曜日

メイドインアビス総集編2!をアリゾナで見ました

メイドインアビスの映画がアメリカでも公開されたので、見に行ってきました。
また、ナナチの新しい活躍が見れる!と思い、楽しみにして見に行ってきました。
が、なるほど、これ、総集編なんですね(というか、アニメ版をそのまま上映した感じ?)。完全新作だと勘違いして見に行きました。新作は来年公開ですか。

まあ、でも、ナナチを大きなスクリーンで見れたので良かったです。ミーティのあのシーンをもう一度見ることになるとは...。となりのアメリカ人もめっちゃ泣いていました...。

新作を見る前の復習にちょうど良かったかもしれません。

日本版では収録されていたのかどうか分かりませんが。北米版では映画の終わりに、やはり製作スタッフのメイキングビデオが20分ほど(?)上映されました。正直、メイキングに興味のない人には退屈かもしれません。実際、多くの観客が席を立っていました。
一番驚いたのは、脚本の倉田英之のビジュアルが変わりすぎて、誰か分からなかった点でしょうか。昔より、すっごい恰幅が良くなりすぎて、誰か分かりませんでした...。
自分も気をつけなきゃいけないと思いました。映画の後のメイキングに関しては、正直、あまり入れない方がいいのではと、個人的には思います...。

とりあえず、新作を楽しみにして待ちます。そのころには日本に帰っているはず...。
来月は、待望の響け!ユーフォニアムの劇場版を見に行きます!!一日だけの貴重な上映です。


2019年5月29日水曜日

劇場版「響け!ユーフォニアム誓いのフィナーレ」がアメリカでも上映決定!

1日だけですが、劇場版「響け!ユーフォニアム誓いのフィナーレ」がアメリカでも上映決定です!ロングラン上映されるだろうから、日本に帰った時に見れるだろうと思っていましたが、アメリカでも見れるとは!アメリカは、フランスと比べると日本のアニメ映画も多少上映してくれるからとてもありがたいですね(1日だけですが...)。

上映は7月11日!

https://www.harkins.com/movies/sound-euphonium-our-promise-brand-new-day-sub-85779-0?date=2019-07-11


あと、メイドインアビスも近々上映されるようですね。
こっちも、見に行きます。
https://www.harkins.com/movies/made-in-abyss-wandering-twilight-subtitled-85843-0?date=2019-06-17

2019年5月17日金曜日

劇場版 幼女戦記 in USA

劇場版 幼女戦記をアメリカで見ました。海外のアニメ配信サイトCrunchyrollの主催で、一日だけの上映です。日本では、3月くらいにすでに公開されていたと思うのですが、アメリカで見ることができて良かったです。

正直、内容をかなり忘れていたので、見ながら内容を思い出していました。劇場版を見る前に、アニメ版を見返しておけばよかったと思ったのですが、この作品は、そんな必要はありませんでしたね。基本的に、ターニャの鬼畜っぷりを楽しむアニメなので、内容を忘れていても、十分楽しめました。

シャルル・ド・ゴール(のそっくりさん)軍が壊滅するシーンから、ソ連に移り、国歌を歌いながらモスクワを破壊、スターリン(のそっくりさん)の巨大な像が崩壊するシーンまで、ひたすら戦闘の連続。主人公であるターニャ・デグレチャフの鬼畜っぷりが、劇場版でもいかんなく発揮されていて、アメリカ人のファンも大喜びでした。

前作のラストにちょこっとだけ登場したメアリー・スーも大活躍。正直、最初誰だっけこいつ?って感じでしたが、存在Xから力をもらったおっちゃんの娘ですね。なぜか、スタートレックの2次創作キャラクターと同じ名前。ジョン・スミス的な感じのネーミングでしょうか。

娘も父親同様、怪物級。メアリーとターニャの魔法少女バトルが今作の見所だと思います。後ろの席に座っていたアメリカ人が「マジカルガールみたいでクール」だと言っていました。この作品って、一応魔法少女ものなのだろうか?

ひたすら前線での戦闘の日々を送るターニャですが、前線を退くことを許可される最後のシーン、もうオチが見えているラストにアメリカ人も大爆笑でした。やっぱり、立案した作戦は、ターニャ自らで実験することになったか。

幼女戦記ってかなり無茶苦茶な設定のアニメですよね。この映画を観た後、翌日にアメリカ人の同僚にどうやって説明したらいいんだろう?ってずっと考えていました。やり手のビジネスマンが、部下の恨みを買って殺され、気づいたらパラレルワールドで幼女で魔法少女になって、第2次世界大戦のドイツ軍に、ビジネスマン時代に培った才覚で勝利をもたらす...。うーん、なんのこっちゃら...。

<Crunchyroll版オリジナル>
上映の初めに、Crunchyrollによる作品の短い解説、映画鑑賞の際の注意事項が入っています。
映画が終わった後、アメリカ人向けに、製作陣の対談とアメリカのファンに向けて、アニメの制作スタッフ、カイロ・ゼン先生(文章による)からのメッセージが収録されています。ただ、これを流すなら、映画の前でしたね。基本的に、日本以外の国では、スタッフロールで、みんな劇場を出てしまうので、皆が立ち去ってしまった後に、このおまけ映像が流れていました。まあ、最後まで残ってくれた人に向けてのおまけなのかもしれません。

そういえば、カイロ・ゼン先生って、普通に日本人なんですね。幼女戦記って、てっきり海外の小説をアニメ化したものだとばかり思っていました。すっごい、外人っぽいペンネームですね。

2019年4月21日日曜日

アメリカでペンギン・ハイウェイを見てきました。

日本よりもかなり遅いですが、アメリカでもペンギン・ハイウェイが公開されました。
仕事の息抜きに近くの映画館で見てきました。

お馴染みアリゾナ・テンピにあるHarkins Theater Valley Arts.アナログで作品名を表示する看板が相変わらず渋い。
ちなみにこの日の気温34℃。もうそろそろ春も終わりですね。これから気温摂氏45℃になって行くわけですよ...。ペンギンが死んじゃう。

ペンギン・ハイウェイは全く事前情報なしで見に行きました。
全体を通して、シュールな世界観と隙だらけなお姉さんがとても良かったです。始まってすぐにペンギンが出てくる出てくる。そして、平然とおっぱいを連呼する主人公。主人公の子供なのに、すごく大人ぶった主人公の口調や態度がアメリカ人には大うけでした。
アメリカ人の笑いのポイントがなかなか日本人には分かりませんね。作品中で、謎の物体「海」が消え去った後、めちゃくちゃになった庭を呆然と眺めるおじいちゃんを見てアメリカ人は爆笑していましたが。ここ笑いのポイントなの??

ペンギン・ハイウェイを見ている間、何となく、はれときどきぶた(1988年版)をなぜか思い出しました。ペンギンの立ち位置が、はれときどきぶたのペンギンみたいだからでしょうか。あと、主人公の研究ノートを書いているシーンが、十円安が日記を書いているシーンと似ていたからかな?

そういえば、くぎゅうが出ていましたね。なんか久しぶりに聞いた気がする。

ペンギン・ハイウェイ面白いのですが、2時間は少し長いかな...。正直、後半、若干眠くなってきてしまいました。一回見れば満足かな。

来月は、コードギアス復活のルルーシュと幼女戦記がアメリカで公開されるので、見に来ます。コードギアスは日本で見ましたが、もう一回見たいです。あと、ロード・オブ・ザ・リングの作者のお話「トールキン」も来月公開なので、これを見に行きたいですね。


2019年3月6日水曜日

劇場版Fate、コードギアス復活のルルーシュを見てきました

仕事で、日本に一時帰国したので、ついでにFate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterflyとコードギアス復活のルルーシュを見てきました。

ネタバレを含む

Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterfly
昔、ゲームをやったはずなのに、なぜか神父と士郎が最後殴り合いをしていることしか思い出せない。そのHeven's Feelの第2章。飛行機の中で眠れず、急な案件でホテルでも眠れず、徹夜明けでみました。

感想を箇条書きで

・戦闘シーンの作画がすごい:とくにバーサーカーとセイバーオルタのシーンの作画がすごかったです。スピード感のある作画と、セイバーがエクスカリバーをバンバン打ちまくっていて、迫力がありました。
・桜がエロい:原作はエロゲーなので、こういうシーンがあるのは当然のような気がしますが、それまでの作品であまりなかったのに、桜ルート版では、気合い入ってました。スタッフ、みんな桜が好きなんですね、きっと。まあ、どちらかと言えば自分も桜派ですけどね。
・全体的にずっと勢いがあって、最後まで目が離せない:スピード感のある演出で見ていて飽きませんでした。
・慎二が少し痛ましくなりますが、やっぱり、ワカメはワカメ。最後に、さくっと桜に消されちゃいますね。そうか、このルートの慎二は殺されるんだった。
・音楽:やっぱり、これまでのFate作品通り梶浦さんの曲が良かったです。 

3章の公開は、来年の春とのことなので、それまでには日本に帰国して見たいですね。
HF、3章から、待望の言峰ルートになるはず!楽しみですね!あの、愉悦を求めること以外、無感情に見える言峰が熱いルートだったはず!もうゲームをやったのは10年前なので、記憶があいまいだけど!


コードギアス 復活のルルーシュ
待望の、コードギアスの続編。ぞう、亡国のアキトじゃぁ、満足しません。やっぱりルルーシュが主人公のコードギアスがみたいのです。

ネタバレが怖くて、何の事前情報もなく見ました。もしかして、ルルーシュは最後にちょこっと出るだけなんじゃないか?とか心配していましたが、割と序盤から出て来て安心しました。そして目覚めた後は、アニメ版の2期と同じ復活の仕方でよかったです。まずは、ギアスで周りを囲んでいる敵を倒すというやつ。これこそ、ファンが待っていたルルーシュだと思います。コードギアスの中でも一番面白いポイント、知略を尽くした戦闘シーンもちゃんと描かれていてファンとしてはうれしいです。アキトでは、ただ、バーサーカーが「死ね死ね」叫びながら戦うだけなので、反逆のルルーシュとは真逆なんですよね...。

そして、序盤のルルーシュを世話するC.C.がいいですね。母性本能全開のCCが好きです。

映画を観ていて、不思議だったのはシャーリーがなぜか生きていたことです。調べてみたら、総集編では、ストーリーが変更されて、シャーリーは生存しているのですね。総集編見とくべきだったか...。ぜんぜん知らんかった。

アリプロの曲を久しぶりに聞きました!おおっ!

今回、サヨコさんが大活躍していて、そこも良かったです。

アニメ版のキャラクターが勢ぞろいで、最後は、CCとともに道を歩むことを決意するルルーシュという、C.C.ルートエンドで、アニメ版のエピローグとしては最高の出来だったのではないかと思います。

3日間ほぼ徹夜で仕事していたのですが、徹夜明けでも眠くなることはなく、見ることができた作品です。超面白かったです。


2019年2月18日月曜日

一次創作いろいろ

気づけば、前回、年始に更新してから早2カ月近くが経過していました。
息抜きに何か記事を書こうと思い更新してみました(仕事やら忙しすぎて現実逃避に)。

最近、iPad ProのクリスタをEXに更新しました。


以前、コミスタに搭載されていたような気がしますが、写真をいい感じに漫画風に調整できる機能を重宝しています。Photoshopとかで頑張って処理するよりも簡単でいいですね。これで、フランスに住んでいた時に収集した大量の背景資料を

ページ管理機能は正直、ちょっと使い慣れていないせいか、使いづらく感じます。
まあ、写真を簡単変換機能のためだけにお金を払っている感じでしょうか。Exでしか使えないプラグインも使えるようですし、いろいろ試せそうですね。


最近、ぼちぼち書き始めた一次創作作品の背景も漫画風に。3Dソフト(Shade3Dを使っています)で制作した建物を、さらにクリスタで漫画っぽく変換してみました。
これで、背景を描く時間を短縮化できるはず。

ここ数年、2次創作ばかりをしていたので、初心に戻り、1次創作を再開してみようかと。
キャラデザをやったり、ストーリーや世界観を考えたりする楽しさを思いだした気がします。
創作百合で行きます。

日々、時間のない中ぼちぼちと描いているので、1年くらいかけて作品制作を進めていきます。


そういえば、劇場版けいおん!の聖地巡礼記事とかも放置していますね。

2019年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます!


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
アメリカもようやく新年です。新年といっても、キリスト教圏の国では、クリスマスが新年のようなものなので、こちらでは、日本のようにあまりお正月を祝う文化はありませんが。

年末にゾンビランドサガにはまりました。亥年なので、イノシシっぽい性格のサキちゃんを描いてみました。
「よろしく」はキャラクターの個性を尊重し「夜露死苦」にしようかと思いましたが、不謹慎だと思ったので自重しました。サキちゃんファンの人は、脳内で変換してください。


冬コミですが、ブログで告知するのを完全に忘れていました!



↑今更ですが、こんな感じのものを頒布していました。リズと青い鳥と、ゆるキャン△本を配布していました。トートバッグも頒布しました。

あと、コミケ当日ですが、売り子の都合により、午前中参加できませんでした。朝、ブースにお越しいただいた方すみませんでした。コミケで頒布したものについては、一部数に限りがありますが、PixivのBooth等で販売できたらと考えています。その際には、Pixivやtwitter等で告知させていただきます。