2014年12月21日日曜日

ホビット~決戦の行方~を観てきました

ホビットの冒険シリーズの3部作~決戦の行方~を観てきました。


前作に引き続き、まるでセットのように現実感のあるCGでした。


圧倒的なクオリティで描くファンタジーの世界は3Dで観ることでより迫力を感じられます。




ただ、基本的に戦闘シーンのみなので、ストーリー的には正直そこまで面白いというほどのものではないと思います。上映時間が短かったからでしょうか?トーリンが目を覚ますまでの過程の描写が薄かったような気がしました。演出面でもそんなに際立ったものは感じられない。


それでも、戦闘シーンと作りこまれた世界ビジュアルの迫力だけで、この作品は十分楽しめると思います。




あと、個人的に好きなのは、サルマンたちとナズグルの戦闘シーンです。今年で92歳になるクリストファー・リーが激しいアクションしていてすごかったです。


このおじいちゃん元気過ぎ!最近、へヴィメタも始めたそうですし。スターウォーズでもバリバリアクションしているし、すごすぎる。




パンフレットを読んでいて気づいたんですが、ホビットの脚本って2部から、ギレルモ・デル・トロが脚本に加わっていたんですね。しかも、デル・トロは浦沢直樹のMONSTERのドラマ版の制作を企画中だとか。楽しみです!


2014年11月23日日曜日

ノーラン監督の最新作「インターステラー」観てきました!

Inersteler


クリストファー・ノーラン監督の最新作「インターステラー」を観てきました。
予告編の段階から気になっていた作品ですが、期待を裏切らない良い作品でした。




本作のストーリーの大枠は、簡単にいうと崩壊寸前の地球で暮らす家族と人類を救うため、主人公がフロンティア求めて広大な宇宙に旅立つという内容です。でも、雰囲気的に一番近いのは「ミクロの決死圏」かもしれません。科学に対する人類の開拓心を刺激する作品です。しかし、その中で人間の裏切りといったダークサイドな要素も描いているところがかなり近い。今回は生体内ではなく、それを広大な宇宙空間を舞台に描いた感じかなと思います。


■科学に裏付けられた映像演出


演出面に関してはノーラン監督は相変わらずリアリティを追及する人だなと思いました。その特徴がこの作品ではものすごく活かされていて、例えば宇宙空間では音がしないとか、シャトルの打ち上げとかも一見徹底して地味な演出のようですが、とことん考え抜かれている。ダークナイトの時とかもそうですが、一つ一つのカットが物理的におかしくないか、徹底して検証しているところがすごい。今回は物理学者(キップ・ソーン:Science 2014, 346でも取り上げられています)も製作陣に加えて、とことんSFを追及した作品だと思います。科学的根拠を背景にして作られた映像美がすばらしいと思います。これまでのインセプションやダークナイトと同様にとにかくワンカットワンカットへのこだわりがすごく感じられる映画でした。また、これまでの作品のメイキングを見てみると、どうやらノーラン監督は限られたシーン以外ではほとんどCGを使わないというこだわりを持っているようです。可能な限り、科学的手法を駆使して実写で撮るというノーラン節は今回の作品ではどうだったのでしょうか?少なくともシャトルの打ち上げは実写のようですが。意外とブラックホールの映像なども実際の写真とかをうまく使っていたのかもしれませんね。すごいリアリティのある映像でした。とにかく壮大。少なくても、ここ数年で自分が観たSF作品ではずば抜けてトップな気がします。ぜひ、IMAXシアターで見るのをお勧めします。


■空間の表現


空間の表現に関してですが、5次元空間の視覚化もかなりアイディアを練ったのだと思います。通常、視覚的に表すことができるのは3次元までですが、本作では、3次元空間を時間の座標軸上に並列化させることで4次元を表しています。5次元目の重力だけは、砂の体積パターンという形で、固定された3次元空間内に表現しています。やはり、5次元を視覚化することは難しい、というか不可能。人間が3次元以上の多次元を理解するには(x,y,z,t,g)というふうに座標で示すしかないでようですね。


■カメラワーク


個人的におもしろいと感じたのは、主人公が宇宙空間に投げ出され漂うシーンです。このシーンでは主人公だけをアップで撮り続けていますが、この演出が見ている側に息苦しさを感じさせる効果として働いているような気がします。広大な宇宙空間をバックに主人公をただ一人小さくぽつんと映すのが、たぶん典型例だと思うのですが、ここを敢えてアップで撮り続けるというのは非常に興味深かったです。確かに周りは広大な宇宙空間ですが、実際、こういう状況になると、そこにあるのはヘルメットと宇宙服からなる狭い閉鎖空間しかないのではないでしょうか?ここに関しては、ゼロ・グラビティを見て比較してみる必要がありそうです。


■劇伴


音楽に関しては、今回もこれまでと同様にHans Zimmerが担当していますが、Hans Zimmerっぽさが薄かったように思います。曲は普通に良かったのですが、ダークナイトやインセプション、加えて、ゲームのCALL OF DUTYとかで流れているBGMとは少し雰囲気が違うような気がします。もしかしたら、今回の作品はノーラン監督にしては珍しく、家族愛をテーマとした、視聴者の感情にうったえ泣かせるシーンが多かったからかもしれません。




インターステラーは最近見たSF映画の中では、かなりいい出来だと思います。自分は「2001年宇宙の旅」をまだ見たことがないんです。手元に観れる環境があるにも関わらず、あえてこれを残してあるのは、きっとこの作品がかなり面白いのだろうと思ってのことです(まだ消化したくない)。しかし、そろそろ、この作品を観る時が来たのかもしれません。過去の名作と比較してみることで、さらなる発見があるのかもしれません。本作品中で出てくるロボットとかも「2001年宇宙の旅」で出てくるというモノリスを参考にしているのかもしれません。


あとは、もう少し物理を勉強してからみたいですね。この映画はかなり内容が難しいと思います。メメントやインセプションは複雑なパズルのようで理解しづらいところがありましたが、今回は基礎的な物理の予備知識も要求されます。特に、宇宙コロニーを作るには重力操作が必要になるわけですが、その方程式の答えがブラックホールの中にあるという部分があまり理解できませんでした。この辺りを勉強してから、もう一回観たいですね。




2014年11月2日日曜日

魔法少女まどか☆マギカオールナイト上映会

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新千歳空港国際アニメーション映画祭にて開催された魔法少女まどか☆マギカオールナイト上映会に行ってきました。(現在、千歳空港に閉じ込められている)



前日の夜22時から翌日朝4時半まで劇場版前後編と新編叛逆の物語まで一挙上映です。ノワール以来の久々のオールナイト上映会ですが、さすがに徹夜でアニメを見るのはつらい。





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↑ひとみナイトメア戦のあとってみんなさわやかにしているけど、これって徹夜で戦っているんですよね。なんでこいつらこんなに元気なんだ!?実際はこんな(↑)感じのはず!
映画観終わった後の自分らはこんな感じでした・・・。若さかー、これが若さなのかー!?





でも、意外とノワールの時ほどはきつくなかったです。まどマギは何回見ても面白い。寝ている人も少なかった。劇場もほぼ満員。叛逆の物語公開から一年が経つというのに、この人気!



今回、上映されたのはちゃんとオリジナルのフィルムだったので良かったです!ブルーレイ版はいくつか気に入らない演出の変更があるんですよ。特に叛逆のエンディングの最後。まどかとほむらが手を取り画面の奥に向かって走っていくカット。ブルーレイ版はスタッフロールにクレジットされている人数がオリジナルのバージョンよりも多いため、最後のこの重要なシーンで尺合わせのために、二人の走る速度が不自然に速くなっているんですよ!



やっぱりオリジナル版が一番いいです。





あと、全編通してみると、最後にほむらがまどかにリボンを返すシーンの切なさが増しますね。まどかの答えが分かっているのに、自分を認めてほしいという気持ちも入り混じった複雑な心境で、ほむらがあの質問をしたと思うと切なくなりますね。





続編の発表はまだですが、続編があってほしい反面、ほむらが失恋したところで終わっても切がいいような気がしてきました。叛逆以上の作品って全然想像できないです。ここまでの作品をもう一回作るのって、やっぱり不可能な気がします。






↓ちなみに空港にはまどマギの痛車が展示されていました。





Aa











↓マミさんもいました!











A









そして、映画上映後





Q



ベベぇぇ!!何があったんだべべぇっ!



・・・



・・・・・・



寝てる!べべが寝ている貴重な写真が撮れました。





Hl



しばらくして、スタッフの人がべべを起こしに来ました。
べべが起きる瞬間を捉えた貴重な動画は肖像権的な問題で非公開。

















2014年10月30日木曜日

「メガデビ」通販開始

Hyousi3blog



10月13日に開催されたもう恐16で販売した「メガデビ」の通販を開始しました。






http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ143363.html




メガデビ DLsite.com直リンク







内容は全年齢対象なのでだれでも買えます!




内容は、とあるメガネっ子が悪魔に取り憑かれる話です。


ちょっとですがまどほむ、ほむまどもあります。


おまけ漫画3ページも収録、B5,28ページ 税込み540円となっています。



2014年10月14日火曜日

もう恐16お疲れさまでした

もう恐16終わりました。参加者の皆様およびご来場の皆様お疲れさまでした。
自分のサークルのブースに来ていただいた方、本を買っていただいた方々、ありがとうございました。おかげさまで、今回頒布分に関しては奇跡的に完売しました。


今回の本ですが、表紙のほむらの肌色がうまく出ていなかったため、もしかしたらこれは売れないかも!?と思ったりしましたが、こんな本でも買っていただきありがとうございました。


また、完売後に来ていただいた方々には、わざわざお越しくださったのにすみませんでした。
そんな方々のために、今回は冊子のWEB通販を行うことになりました。


こちらはデータ販売となると思います。


詳しくは後日、当ブログとpixivで告知いたしますので、それまでお待ちください。


また、スケブ依頼してくださった方々、すみません、結局午前も午後も手が離せず描けませんでした。もしメール等でリクエストしていただければ、リク絵を送らせていただきたいと思います。


最後に、悪天候の中皆様本当にありがとうございました。


※台風やばいですね。自分は飛行機が飛ばなくなり帰れなくなりました・・・
なぜか、自分が東京に行く日はいつも『今年最大の○○○』という文言がつく何かにぶつかるんですよね・・・。今年最大の寒波、今年最大の積雪量のつぎは、今年最大の台風ですか・・・。なんか東京と自分は愛称が悪いようですね。
黒々とした空を見つめたとき、ヴァルプルギス戦前のほむほむを思い出しました。





↓吉祥寺のまどマギショップに行ってきました。


マミさん等身大がいました(心なしかまどマギ展で見た他のさやかやほむらたちよりも造形が凝っている?)


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2014年10月7日火曜日

もう恐16参加!

Hyoushiblog


10月13日開催のもう何も恐くない16に参加します。


今回の新刊のタイトルは「メガデビ」!、とあるメガネっ娘が悪魔に取り憑かれるお話です。


まどほむ、ほむまどもちょっとあります。


+おまけ漫画「トカゲと杏子」も収録。


B5、28ページ、500円となります。






また、部数は少ないですが既刊本とグッズの販売も行います。
















トートバッグは400円


新刊とトートバッグのセットで800円


既刊本とトートバックのセットで500円

で販売する予定です。




現在のところ、再販の予定はありません。


トートバッグは個数が少ないのでお早めに!






当日のブースの場所はC-23


サークル名「スタジオ・イノワーる」でお待ちしています!



2014年8月13日水曜日

コミックマーケット86『魔女合同誌』参加 +もう恐16

コミックマーケット86


今年もいよいよ夏コミの時期になりました。


今回自分は、某巨大掲示板で誕生した「掲示板の魔女の使い魔」というサークルが出している『魔女合同誌』に参加します。イラストを1点とオリジナル魔女図鑑のノロマとヤキモチのイラストを寄稿させていただきました。


↓魔女合同誌pixivページ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=45305610




ブースの場所は


『1日目金曜日 東地区 "フ" ブロック 44a』


だそうです。 ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りいただけたらと思います。






もう何も恐くない16参加



今年はさらに、もう恐16にも参加します。

販売物は新刊(B5・28ページ程度)と過去本を何冊か、トートバッグ等になると思います。


現在、順調に作業が遅れております。まだ、半分も終わっていません。

全然終わらない・・・。


↓現在描きかけの漫画

3

描いていて思ったんですが、うちのほむらはどんどんダメ人間化しているような気がします。

今回はメガほむが悪魔(悪魔ほむら)に取り憑かれるお話です。
原作とはかなり設定が異なりますので注意。

この二人がまどかを巡って血みどろの戦いを繰り広げる・・・。

そんなストーリーではありませんが、ほむまどもあります。
しかし、果たして締め切りに間に合うやら・・・。

2014年8月4日月曜日

思い出のマーニーとゲド戦記を比較して

思い出のマーニー2周目行ってきました!


原作を読んでから改めて作品を観てみました。

ジブリにしては珍しく割りと原作に忠実に作ってある気がします。

セリフなど大部分は原作通りで、一部をうまくアレンジしています。


ゲド戦記に比べると1万倍くらいいいです(後述)。


思い出のマーニー

<人物・風景描写>

まず、原作の舞台は現代よりも数十年前のイギリスですが、映画では現代の北海道を舞台にしています。この点は、作品に対してより親しみ深くなれるので、良いアレンジだと思います。しかも、北海道!地元!木々や光の感じ、風景や空気が丁寧に描かれていて好きです。また、湿地のある舞台としてを釧路湿地を選んだり、風車をサイロに変更したり、お祭りのシーンを入れたり、北海道のペンション風の家や家具、独特の植生を利用して昔のイギリスの風景と現代の日本をつなげたのはうまいなぁと思いました。マーニーの家は外国風のままにしておいた点は、マーニーの存在の神秘性または異質な様を強調する効果として働いていて良かったです。監督によってはこの設定を日本の田舎の旧家とかにしてしまう人もいると思うんですが、そうしなかったのは良かったと思います。

杏奈の描写は少しオリジナル要素が入っています。杏奈が絵を描いているシーンは原作にはないんですが、これは杏奈のキャラクターをわかりやすく描くための設定としてうまく機能しています。描いていた絵は、最終的にそこに描かれていた人物が消されていて、杏奈の孤独や人に対して心をひらいていない人物像がわかりやすく表現されています。杏奈(原作:アンナ)を現代に生きる等身大のキャラクターとしてうまく描けている気がします。

 また、原作では描かれていませんが、杏奈の目の色を青色にし、それを伏線として使っているところも、作品のミステリー要素を高める働きをしていて良い感じです。

<百合的演出>

映画は原作以上に百合っぽいです。原作でも二人の告白シーンなどはありますが、それ以上に映像としての演出がかなり追加されいます。マーニーのちょっとした仕草(この仕草は宮﨑駿には描けない。米林監督がこの作品の監督をやってくれて本当に良かった)に顔を赤らめる杏奈やマーニーとのダンスシーン、ボートの先端にマーニーが立つタイタニックみたいなシーン、マーニーのスケッチなど、これらの追加要素で杏奈がマーニーに心を奪われていく過程が丁寧に描かれていて、キャラクターの描写がうまい。監督の指示の密着多めというのも百合度をかなり上げている気がします。

<シナリオ構成>

この作品には、実はもう一人ヒロインがいて、原作ではプリシラ、映画では彩香というキャラクターが作品の後半から登場します。原作の下巻ではほとんどマーニーは出てこなくなって、プリシラとその家族たちとの日常が描かれています。映画ではこの大部分がカットされていて、あくまでもマーニーと杏奈の二人に焦点を当てています。これは個人的には、そっちの方が分かりやすくてありかなと思います。原作を読んでいて、読んでいる自分もマーニーの存在を忘れそうになっていました。もしかしたら、そこを狙った演出なのかもしれませんが。

 映画後半は割りと駆け足になって、話が進んでいくため、人物の心情変化がつかみにくいと思ったのですが、原作も割りとそんな感じでした。杏奈が"マーニーを許す''と言うシーンもやっぱり急激に心変わりしていました。ここは杏奈が成長したからなんでしょうか。頼子を許すシーンは原作よりは映画のほうが分かりやすく表現されていました。大岩夫妻から杏奈が知らない頼子の話を聞いたことと(写真の話等)、自分と似た境遇を持ち秘密を打ち明けることができる友達ができたことで、この結末に至ったのだと理解しています。でも、この後半の心情変化は、オリジナル要素を入れてもう少し長めに描かないと、観客にはあまりうまく伝わらないかもしれません。ここが惜しい。

この作品は全体的に人物の描写と世界観設定が原作の良さを壊さずにアレンジしてあって良かったです。原作が地味なだけに、やはり大ヒットとはいかないかもしれないですが、個人的には千と千尋の神かくしよりも好きです。

ゲド戦記

自分は小学校のときにこの作品の原作を読んで非常に気に入りました。個人的には自分自身の影との戦いを描いた1巻「影との戦い」とアレンと影の国へ行く3巻「さいはての島へ」が好きです。映画は原作の3巻をベースにしているようであって、そこに4巻のキャラクターを登場させたり、1巻の要素も加えてみたような、よく分からない構成になっています。

自分はこの映画を初めて観た時、その出来のあまりの酷さに途中で観ていられなくなって、怒りを通り越して言葉では表現できないような感情が沸き起こり、目を背けてしまいました。最近になって、この作品の何がダメなのかを明らかにするため、この作品と向き直り、血反吐を吐く思いをして、じっくりと鑑賞しました。

<人物・風景描写>

まず、世界の描写ですが、これは過去のジブリ作品をオマージュし過ぎていて、原作をどこかに置き忘れてしまっている気がします。絵に関しては腐ってもジブリなので綺麗ですが。世界設定に関しても何の説明もなく、ゲドの出身地や魔法を使うのに重要な真の名についてもなんの説明もなし。人物描写に関しては、本来主人公であったはずのゲド自身の描写が皆無。サブ主人公のアレンの性格があまりに異なりすぎている。さらに驚愕したのは、アレンにオリジナル設定が加わっており、物語のはじめでアレンが父親を唐突に何の理由もなく殺してしまう。この設定はいったい何のために?しかも、このオリジナル設定をいれたにもかかわらず、この後、父親殺しに関してほとんど描かれなていない。テルーも謎のツンデレっぽいヒロインに変わっていたり、クモが女っぽいキャラクターになっていたり、もはや何が何やらさっぱり分からん・・・。キャラクターの心情変化も全くわからないです。全員、ただ意味もなく暗いだけ。セリフも、ただそれっぽいセリフを並べ立てただけで、セリフ間のつながりも全く見いだせない。この作品は思い出のマーニーと異なり、人物描写が下手くそすぎます。

<シナリオ構成>

シナリオに関してはわけが分からないの一言です。アレンは何がしたかったんですか!?唐突に父親を殺したり、永遠の命を求めたり、自分の影が現れたり・・・。何の説明もなくテルーが急に竜になったり。これは4巻の内容ですが、なぜ、この設定を入れた・・・。これなら素人脚本のほうが百倍増しな気がします。でも脚本はマーニーの人が担当しているんですよね。ただ宮崎吾朗関監督も脚本をやっているようなので、やはり宮崎吾朗監督の脚本が悪すぎる気がします。原作を読んだのかも怪しい・・・。作っているうちにわけがわからなくなって、でも作らねばならないという状況で完成した脚本のような気がします。

<音楽>

全編通して、音楽が弱すぎる・・・。印象的な曲もない。音楽の使い方も悪いように思います。

ゲド戦記は個人的には原作と比較しなくても最悪な出来だと思うのですが、なぜか世間ではそこそこ評価されているのが残念です。昔、自動車教習のときに後ろに乗っていた同期の教習生が「ジブリ作品でゲド戦記が一番面白い!」と言っていたのを聞いた時には、怒りで運転がぶれそうになったことがあります。ゲド戦記は演出や人物描写においてマーニーと対極的な作品だと思います。ゲド戦記のファンとして非常に残念です。

2014年7月20日日曜日

【ネタバレ無し】ジブリの百合作品「思い出のマー二ー」感想

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本日公開の『思い出のマーニー』を観てきました!
期待通りの良い百合作品でした(ただ、オチがオチなだけに終始ストレートに百合というわけではないですが、いい作品でした)。ディズニーの「アナと雪の女王※」といい、大御所がこんなジャンルに手を出すなんて。やっぱり、流行っているんですか!?

��※ この間観てきました、光の演出がすごかった。まさに魔法って感じです!3Dで見たかった!)


今作は作品全体的に悪いジブリっぽさが抜けていて良かったです。
物語の舞台は北海道!
聖地巡礼にすぐに行ける!冒頭の札駅が出てきたときはテンションが上がりました。
あの屋敷も北海道のどこかに存在するのでしょうか!?
今作は音楽と北海道の風景、風、湖畔の静かな水、これらの要素が組み合わさってできる空気がとても良い作品でした。個人的にはすごく好きです。杏奈とマーニーの間の空気感が良かったです。
主人公の杏奈も影があるキャラクターでNOIRの霧香的な感じ。方や陰鬱な短髪キャラ、方や金髪ロングの大人っぽい明るいキャラクターという対照的なキャラクターの組み合わせもNOIRっぽくて、個人的にはツボにハマりました。
一日三つの質問も、徐々にお互いの内面を引き出していく仕掛けとして働いていて良い演出だなと思いました。
二人が行動を共にし言葉を交わしていくうちに、杏奈が成長していくのですが、途中から杏奈が前向きな性格になり始めたあたりから髪型が変わったりして(前髪の長い陰鬱な感じから、オデコを出して明るい感じに)、そこかしこに細かい演出がしこまれていて良かったです。
ただ、後半少し駆け足だったせいか、杏奈の心情変化がつかみにくかったのが少し残念です。ところどころ少し飛んでいいる気がしました。もう少しゆっくりやれればなぁ。でも、それだと観客が寝ちゃうんでしょうね。
思い出のマーニーは個人的には名作だと思います。
ただ、今作品はあまり他人にはおすすめできないかもしれません。
少なくても、もはやみんなが知っているジブリはどこにも存在しないと思うんです(声優に芸能人を起用するとか大人の事情はさておきとして)。
今回の作品はこれまでのジブリと比べるとかなり地味です。目を引くようなマスコットキャラも、千と千尋の神隠しのように独特のデザインの不思議世界というわけでもなく、アリエッティと同じく、日常の中のファンタジーを描く作品です。ストーリーも見る人によっては盛り上がりに欠けるストーリーだというかもしれません。多分、見ている人の中には寝てしまう人も多くいるのではないでしょうか。
宮崎駿が引退して、今回の作品は「今後のジブリは?」という点で世間の注目を浴びているような気がするのですが、おそらく、あまりポジティブな意見を言う人は少ないのではないかと。実際、今日映画を見に行って、公開初日だというのに札幌の劇場がガラガラでした。チケット売り場に行列も出来ていない。これらのことから察するに、今回の作品はこれまでほどヒットはしない気がします。ストーリーも子供向きではないですし。(ジブリのブランド名があるからある程度は売れるとは思いますが)。
でも、個人的にはこれは良い傾向だと思います。
最近のジブリはなんだか、ブランド名だけで注目を浴びているような気がするのです。
ジブリだからとにかく見るとか、内容が良くなくても、ジブリ作品=いい作品という世間的な評価をしている人間が多く存在するように思います。「もう宮崎駿引退しちゃったしなー」とか思って離れていく人はどんどん離れていってほしい。ブランド名じゃなく作品が持つ本来のポテンシャルだけで勝負してほしい。売上的な問題は苦しいかもしれませんが、今回の作品で、改めて作品そのものを見つめ直してもらい、ジブリのファンじゃなくて米林監督の作品のファンが増えればいいなと個人的には願っています。
余談ですが、今回、映画を見て、思い出のマーニーのビジュアルガイドブックも買ったんですが
米林監督のイメージボードに「密着多めに・・・」って、監督っ!
大変いいと思います!密着多かったです!
パンフレットの監督のイラストも必見!監督いい仕事しています!
原作本も買ったのでこれから読みます!

2014年6月16日月曜日

もう恐15お疲れ様でした

もう恐15が終了しました。
参加されたサークルの方々、来場された皆さん、お疲れ様でした。

頒布物が別のブースに間違って届けられていたりとかいろいろトラブルはありましたが、無事に終了しました(本当に焦りましたよっ!印刷会社?宅配の人?間違えないでください(怒)!めっちゃ心臓に悪いです。運良く見つかったからいいものの・・・よく見つけましたよ本当・・・)。

いろいろあったものの、おかげさまで、新刊は完売しました。
というか、すみません!数が全然足りていなかったです!
もう恐舐めていました。絶対、売れないと思って少なめに印刷したのが失敗でした。
まさか、開始30分で完売するとは・・・。

Pixiv等を見てお立ち寄りいただいた皆さん、がっかりさせてすみません・・・。
今度、新刊が手に入らなかった方々のために次のイベントかWeb上で再販しようと思います。
同様に、ゆのっちトートバッグ。こちらも印刷部数を手違いにより少なくしてしまったので、こちらも再販しようと思います。


それと、ズミクニさん企画のゴスほむ合同誌。すばらしい出来でした。
ズミクニさん、執筆者の皆様方おつかれさまでした。

また、機会がありましたら、このような企画に参加させていただきたいと思います。

次回のもう恐16は出られるかどうか分かりませんが、新作にこれから取り掛かりたいと思います!

ベントス



2014年6月13日金曜日

もう恐15 お品書き!

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��月15日に京都みやこめっせで開催される、もう何も恐くない15に参加します。
今回初めての参加となります。

ブースの場所:MNK-30

お品書きを↑に掲載しました。
16ページA5サイズの新刊1部と24ページB5サイズの既刊『ひだまど!』を販売します。
新刊は200円、既刊は300円となります。
また、それぞれ、トートバッグとのセットもあります。こちらは両方とも500円です。
※既刊のゆのっちトートバッグは先着5名様までです。すみません、手違いによりこの枚数なってしまいました。
欲しいという方はお早めに。

新刊の内容は、ほむさやまど本となります。かなり薄い本ですが、ご興味のあるかたはぜひ立ち寄ってください。


なお、サークル「びびっどサンダー」のズミクニさん主催のゴスほむ本にもイラスト1Pと漫画4Pで参加させていだきました↓(下記リンク参照)
内容はまどほむと14人の娘たちの日常を描きました。まどかとほむらがちょっとしたことでふーふゲンカをしてしまうお話です。

ゴスほむ本「エンブリオ」紹介ページ


これを見て気づいたんですが、しまった!自分のペンネーム長すぎ!
イタいくらい目立っている・・・!イタい!イタすぎる!
ズミクニさんごめんなさい。無駄にスペースをとってしまって・・・。
今度から、クレジットするときはベントスだけにしておこう・・・。反省。

びびっどサンダーさんのブースの場所はMNK-63です。
ゴスホム本はB5 134P、1000円!
とらのあなで委託販売もするそうです!

みなさん、ぜひ!


↓イベントのことで頭がいっぱいで行くの忘れていた!
アルフォンス・ミュシャ展 札幌
もう恐と同じ6月15日までじゃないですかぁ!
しまったぁぁっ!
個人的にミュシャの絵っていつの時代でも新しい気がするんですよね。
このデザインは常に新しい。
ミュシャのポスターで描かれるファンタジーっぽいデザインは、今でもゲームとかで使われ続けていますよね(装飾品とかのデザインも)。
100年以上経つのに、ずっとデザインの参考にされ続けているのってすごい気がします。
行きたかった。
もはや、家で画集を眺めて我慢するしか・・・。
まあ、またいつかありますよね。

2014年5月30日金曜日

セル画当たった!

Noir

NOIRのセル画プレゼントキャンペーンでセル画当たりました!ミレイユだけど!霧香じゃなかったかぁ。でも、やったぁ!
Imag0142

��6話冷眼殺手のラストのシーンでミレイユたちとクロエが対峙しているシーン。
まさか、当選するとは!倍率はそんなに高くはなかったんでしょうけど、当たったぁ!

これで、今年の運は完全に使いきってしまったかもしれません。
でも、良かった。家宝にします。

NOIRを作ってくれたスタッフの皆さんありがとうございました!





2014年5月27日火曜日

ClariSが解散した・・・

http://natalie.mu/music/news/117451

ClariSが解散した・・・
アリス卒業。二人揃ってのClariSなのに。

これから、何を信じて生きればいいのやら・・・。
OPがClariSじゃないまどマギなんて想像できない・・・。
アニソンの中でClariSの曲だけヘビーローテーションしている自分としてはかなりショック。

いつの日にかまた復活してほしいです。せめて、まどマギ劇場版のOPだけでも。

2014年5月19日月曜日

魔法少女まどか✩マギカ展 大阪会場 /もう恐15告知

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魔法少女まどか✩マギカ展 大阪会場に行ってきました。
今月末締め切りの時間のかかる仕事を6個も貯めている状況で、現実逃避的に逝ってきました。完全に自殺行為でした!まずい・・・。
こういう大きなアニメイベント(コミケ等は除く)に参加するのは初めてなせいか、いろいろミスりました!



イベント当日、
トレードセンター前駅で下車すると、さっそく叛逆のエンディングテーマ曲である「君の銀の庭」が流れてきました。
会場には朝8時過ぎに到着したのですが、まだ展示会場は開いておらず、物販と飲食店だけやっていました。
目の前に長蛇の列があったので、「これは、きっと並ばなきゃいけないんだ!」と思い並びました。
これって物販の列だったんですね。展示会場への列と勘違いして並んじゃいました。特に買い物をする予定もなかったのに。物販でこんなに長い列ができるんですね・・・。
前回、札幌会場で開かれたまどマギ展では、人がほとんどいなくて展示も物販もすんなり入れる感じでした。
これが大阪。人が多いですね。札幌とスケールが違うぜ。失敗したー。失敗したぁ・・・。2時間をロスした。ドリンクとフードは泣く泣くあきらめました。


結局、展示会場には一番人が多くなるお昼に入ることになってしまいました・・・。朝はガラガラだったそうな。そのせいで、帰りのpeachはチェックイン締め切り2分前に到着しました。危なかった。

人が多すぎて写真とかあんまり撮れませんでした・・・。でも、今回の一番の目玉である等身大さや杏はちゃんと撮ってきました。↓恋人つなぎ

Sayakyo_2


あと2時間並んだせいで、危うく参加できなくなるところでしたが、なんとか声優のトークショーも参加できました。自分が行った18日(日)はキタエリと野中藍、司会の鈴木さんのトークショーがありました。さや杏!まあ、自分は、まどほむ派ですけど。さや杏コンビのトークショーです。割と前の方の席で見れました。やっぱり、キタエリカッコいいですね。ふたりのおとぼけトークを中心に40分ほどのトークショーでした。

全体的にもう少しゆっくり見たかったですが、とにかく人が多い。新潟でもまどマギ展をやるそうですが、札幌でもきっと開催されるはずと信じています!できれば、規模を縮小せずにやってほしいです(あとあすみんとか来てほしいなっと)。お願いしますアニプレックスさん!!

他、写真等
・モザイクアート

1

・等身大ほむ(人が多すぎて至近距離からしか撮れませんでした)
2

・ケーキのところ、ナイトメア

3

・水上喫茶店
4

・偽街の子供たち
5

・バス亭の美ータくんとバス
6

・悪魔ほむ
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そんな感じで、大混雑なイベントでしたが楽しんできました。

次は、もう恐15です。
今回初参加となります。
新刊はほむさや本です。A5サイズ16ページ程度の本当に薄い本です。表紙絵は下のイラストになると思います。

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当日はトートバッグとセットで販売しようと思います。ご興味のある方はぜひ。
あと、ズミクニさん主催のゴスほむ本にも参加しています。こちらもどうぞよろしくお願いします。
http://gotikhomura.tumblr.com/

2014年5月14日水曜日

【訃報】ギーガー先生死去

エイリアンのデザインで有名なH・R・ギーガー氏が亡くなられたとのこと・・・。
http://gigazine.net/news/20140513-hans-rudolf-giger-passed-away/

ギーガー氏は自分が絵を描くきっかけを作ってくれた人です(もちろん直接の面識はないですが)。自分の人生、好きなものに多大な影響を与えた人がこの世を去ってしまいました・・・。生きているうちに一度お会いしたかったです。

人類はまた貴重なアーティストを失ってしまいました。
��4歳。若すぎる。
まだまだ、新作を出せたでしょうに。事故死とは・・・。

彼の作風に影響を受けたアーティストは大勢いるはずです。
これからは、その人たちがギーガーの意思を引き継いでいくことでしょう。

2014年4月5日土曜日

魔法少女まどか✩マギカ 新編「叛逆の物語」ブルーレイ

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「この時を待っていた」

まどマギのブルーレイ見ました!
いろいろ変わっている!

ティロ・デュエットのときのエフェクトとか、杏子とメガほむが喫茶店で話しているシーンのテーブルの下に偽街の子供たちがいたりとか、ゴスほむのシーツとか悪魔ほむのオーラ(?)がカラフルだったり、世界改変シーンでキュゥべえのバックのパターンが変わっていたり、いろいろ!

あと、ノンクレジットOPはまさかの追加カットが!

変更箇所の詳細な検証ができないのが残念。
特典に悪魔ほむらの1stテイク版が収録されていますが、これは悪魔ほむらパートだけじゃなくて修正版全編収録なんですよね。せっかくなので比較用に劇場公開版を入れて欲しかった。

そして、ブルーレイだからできる一時停止、スロー再生!
杏子とさやかがほむらの使い魔たちと戦っているシーンで二人に向かって飛んで来ていたのは使い魔のカラスだと思っていましたが、偽街の子供たちがすごい速さで突進してきていたんですね、これはスロー再生じゃないと見えない。ブルーレイだからそれが分かる!マミさんがお茶のおかわりを取りに行く時、実はさりげなくリボンが見えている!


そして、オーディオコメンタリーはネタバレ全開、途中でなぜかキタエリが一人でコメンタリーしている。そしてアスミンは、いない・・・残念。

待ち遠しかったサントラも素晴らしかったです。個人的には「Something,Everything Is Wrong」と「Nothing Special,But So Special」、「Flame of Despair」が好きです。

あと、ブックレットにはうめてんてーの漫画が!相変わらずの内容で安心しました。街角の子供たちの資料も収録。これで、ちゃんとしたデザインで描ける!

ちなみに自分はアニメイトで買いましたが、予約特典のポスターが非常にけしからん!けしからんので、もっとやりなさいwデビアルですよ!この組み合わせはやはりけしからん。

これは買ってよかった!これは良いものだ。

続編が楽しみです!早く続編を!

それまでの間に、いろいろまどマギ関連の本を出して、この欲求を発散しなくては。
●近々、下記のイベントに参加します。
・もう恐15:ズミクニさん主催のゴスほむ合同誌に参加します。
       個人サークルでも参加予定です。
・コミケ:魔女合同誌に参加
・もう恐16:15では多分新刊が間に合わないので、こっちで新刊を出す予定。内容はメガほむ×悪魔ほむ本にしようかと。


2014年4月2日水曜日

Comic City大阪98お疲れ様でした

遅ればせながら、Comic City大阪98にご参加の皆様お疲れ様でした。
当サークルのスペースにお立ち寄り下しました皆様、ありがとうございました。
なんとか予定していた冊数を売ることができました。

ゆのっちトートバッグは完売しましたが、近々pixivのBoothにショップを開設し販売する予定です。
今回逃した方はぜひ!

あと、青空同盟軍の冬峨彩羽さん、気合の入った本をいただきありがとうございました!今度は、こちらももう少しクオリティを上げた冊子をお渡したいと思います。

久しぶりのイベント参加でしたが、準備不足だった感が否めなかったです。今度はもう少し設営を頑張ろう。



2014年3月30日日曜日

Comic City大阪98「まどマギ×ひだまりスケッチ本」+グッズ

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明日、3月30日のComicCity大阪98にスタジオ・イノワーるというサークル名で参加します。

新刊はひだまりスケッチとまどマギのクロスボーン本です。
場所はインテックス大阪6号館Bえ19bです。
なお、当日は下のゆのっちのイラストが印刷されたトートバッグをセット販売する予定です。
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先着5名様ですのでお早めに。

明日のイベントは完全に腐女子向けのイベントだそうで、全く知りませんでした。出るイベントを間違えました。
まどマギ目当ての人はいないかもしれませんが、興味のある方は是非!



2014年3月17日月曜日

NOIR remastered BD-BOX

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先日、NOIR remastered BD-BOXが届きました。
DVDでは解像度が低すぎて、自分の32インチのモニターではきれいに見れなかったNOIRをBDのきれいな画像で見れるようになりました!

今回、注文するのが遅すぎてとらのあなの通信販売が使えなくなり絶望していましたが、添付発注して何とかゲットしました。

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絶望的と思われていた先着で手に入るマグカップも手に入りました!よかった。本当に良かった。この世はまだ希望に満ち溢れていたのか!
しかし、1か月近くたっても特典が残っているということはあまり円盤が売れていないのでしょうか?

そうであれば、発売記念!!セル画ももらえるかも!
はがき送りましたよ。イラスト付きで!
Photo

頼む!当たってくれ!

まあ、セルは一部持ってはいるんですが、あたってほしい。
いや、もうあたらなくても後悔はしません。もうすでにイベント参加できたり、マグカップもらえたり十分満たされました。だから、あたらなくても大丈夫です。(でも、あたってくれるとうれしいです・・・。)












2014年3月15日土曜日

映画『ロボコップ』感想+最近見た映画の感想~ホビット、アニメミライ~

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ロボコップと最近見た映画の感想をば!

「ロボコップ」
本日、ロボコップ見てきました。
あのロボコップ(マーフィ)が黒くなって帰ってきた!
前作と同様にデトロイトの街でロボコップが活躍する話ですが、前作とは雰囲気が大きく違います。



今作はロボコップの登場に対する世論の動きについて重点がおかれ、いわばアメリカの社会とロボコップとの関係に焦点を当て、作品が描かれています。ロボット警官導入推進派のTV番組司会者(サミュエル・ジャクソン)や、オムニコープ者の社長(バットマンのマイケル・キートンが演じています)らが世論を動かすために行う画策や反対派の議員との関係がリアルに描かれています。
それに対して前作は、すでにロボコップありきの世界で、その中でロボコップとその周りの人々との関わりについて、描いた人情深い作品になっています。個人的には前3部作のほうが好きです。今回のも派手な作品で面白いのですが、やはり、どこかリアルすぎて温かみがないというか・・・。前作は主に下町が舞台になっていて、そこに住む低所得層の人々を守るロボコップ、市民の味方のロボコップが描かれていて、このあたりが日本人に親しみ深さを与えているのではないかと思います。ロボコップはいくつかの市区町村のイベントにもなぜか登場していますし、昔、明らかにロボコップをパクった『ジャンパーソン』なる子供向けヒーロー番組(番組の最後に「シーユーアゲイン」っていうやつ)や、さらにマニアックなので言うと『女バトルコップ』など、ロボコップをオマージュした作品が作られるくらい日本人にとってロボコップというのは親しみ深い作品なんだと思います。
今回はそういう要素がないのと、あと、やはり作品自体が古すぎるせいか、公開初日だというのに劇場内はガラガラでした(ちなみにIMAXシアターです)。※ちなみに今日は公開初日だったので特典がもらえました↓。
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ロボコップ栓抜き!おおっ、こう来たか・・・。この発想はどこから来たのだろうか・・・。
また、今作のロボコップはハイテク仕様でバリバリ素早く動きます。まるで仮面ライダーのように。前作のようにのろまないかにもロボットな感じではなく、めちゃくちゃ動いて、冷酷に人を殺していきます。ボディの色も黒くなり、怖い雰囲気が漂うデザインに。結局最終的にはまたシルバーに戻りますが。
あと、ロボコップを作成した科学者はゲイリー・オールドマンが演じていて、これが役にはまっていて良かったと思います。ゲイリー・オールドマンが演じていれば、この人だけは主人公の見方でいてくれるという安心感がどことなく生まれるような気がします。
それと音楽について。今作のテーマ曲は昔のロボコップの曲のアレンジ版が使われていて、とても懐かしく感じました。やはり、作品のテーマ曲って重要だと思うんですよ。ティム・バートン版「バットマン」のテーマ曲がバットマンの曲なんだと。クリストファー・ノーラン版のバットマンには入っていのが残念。ハンス・ジマーの曲もかっこいいですけど。
正直、この作品は賛否両論別れる作品だと思います。CMの段階で「これはないな」と思っている人もいるかもしれませんが、せっかくなので、実際に劇場で観て、過去のバーホーベン版と見比べてみてはどうでしょうか?
「ホビット 竜に奪われた王国」
ホビットの冒険の2部もこの間観てきました。やはり、前3部作と同様スケールが大きい作品ですね。今回の3部作を観て一番最初に受けた印象は、画面が綺麗すぎるという点でしょうか。CGがまるで映画のセットのように見えるw。過去の3部作では画面を暗くしてCGのアラをごまかしている印象でしたが、今回の作品は綺麗に細部まで見えるせいで、セットっぽさが増している。CG技術が進んでいるのはいいことかもしれませんが、逆に不自然さ感じるような気がします。
前作は第1部が王道ファンタジー、2部から戦争映画のような展開になっていましたが、ホビットの冒険は最初っから最後まで王道ファンタジーなので、ファンタジー成分に飢えている人にはおすすめだと思います。
��部は竜を目覚めさしてしまい、倒せぬまま3部に続く形になっています。あの竜をどうやって軟弱な装備でたおすのか?唯一竜に傷を負わせることができるドワーフの矢も、ウロコを1枚はがせる程度では勝てない気がするのですが。まさか、矢があたってポックリなんて展開にはならないでしょうね。現段階では、正直あまりシナリオがパッとしない感じです。すでに飽きてしまっている人も続出していそうな気がします。まあしかし、まだ3部作の2部なので、まだこの作品を評価するには早いですね、3部に期待!
「アニメミライ2014」
今年のアニメミライ観てきました。親子向けな作品からStudio4℃やスタジオ六花制作の大人向けな作品まで4作品が公開されました。前半2作品はさすがに親子向け作品なせいか、正直眠くなってしまいました。年齢的にもう観れない。劇場でも寝ている人が結構いました。Studio4℃制作の死神が見える主人公の話は結構おもしろかったと思います。スタジオ六花の新作は音楽PV的な雰囲気の作品で、このスタジオらしい背景描写に気合の入った作品でした。

2014年2月24日月曜日

劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵

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「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵」観に行ってきました。
ついに海賊の時間が来ちゃいました。

機動戦艦ナデシコの佐藤監督作品の新劇場版作品!
期待通りのSF要素満載の作品でした。ところどころに空中に浮かぶモニターやよくわからない落書きなど、ナデシコ時代に培われた演出がなされていてファンとしては嬉しかったです。チアキちゃんのお決まりのセリフ「ちゃんじゃない」も健在!キャラデザも少し変わり、キャラクター全員大人っぽくなっていました。茉莉花が色っぽくなっている。チアキは少し老けて、女子大生っぽくなっている、劣化した!?

本作の、ストーリーを簡単にまとめると、ゲストキャラの無限彼方が茉莉花たちと共に、亜空間に残された父親の遺産を探しに行くというものです。YAT安心!宇宙旅行やカウボーイビバップなどでも似たような話はありましたが、それを少しスケールを大きくした感じ。亜空間の底に何があるのか?それを追い求める無限博士が残したものとは!?
モーレツ宇宙海賊は昨今のアニメ作品では珍しいSFロマン作品です。

この作品のタイトルは"モーレツ"、原作では"ミニスカ"宇宙海賊ですが、エロ要素は全くない。そこが個人的にはお気に入りです。意外と硬派なSF、余計なお色気要素がないというのがこの作品の良いところだと思います。

しかし、予想はしていましたが映画の公開が始まって、今日で2日目ですが、客の入りは少なかったです。劇場の5分の1といったところですか。年齢層も高めで平均30代後半、SFマニアっぽい人たちが9割を占めていました。あまり、一般向けな作品ではないですが、個人的には超おすすめです。

映画の時間はおよそ2時間、この2時間の間にいろいろな要素が詰め込まれた作品でした。ぜひ、まだ見ていない人は見に行かれてはどうでしょう?


ちなみに劇場には劇中内で出てきた"おてあげ"という名前のお菓子が売られていました。
促販に負け買っちゃいました。↓

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イラストのカラー版をpixivにアップしました。




2014年2月2日日曜日

まどマギ魔女合同誌+Comic City大阪98参加予定

まどマギの魔女合同誌に参加します!
http://magicafamiliars.web.fc2.com/
ウェブ上で魔女合同誌というものが企画されていまして、これに参加します。
魔女合同誌とは、その名のとおり、まどマギの魔女関連のイラストなどをまとめた冊子です。
非公式の魔女図鑑なども作成するそうです。

冊子は次のコミケで頒布予定だそうです。
興味のあるかかたはぜひ参加してはどうでしょう!?


あと、Comic City大阪98に参加します。現在、参加登録を終えたところですが。
落選しないことを祈ります。
ちなみに内容はひだまりとまどマギの合同誌です。


・・・・・・・・・・・・・・・

関係ないですが、久しぶりに霊幻道士を見ています。やはり名作というのは今見ても、おもしろいですね。
霊幻道士を知らない方のために説明しておくと、中国の映画で白髪のおっちゃんがキョンシーと戦います。

コメディテイストが強く、TRICKとか好きな人は気にいるかもしれません。

2014年1月5日日曜日

このゲームが素晴らしい!「petite amie magique ~まどかとほむらの試験週間~」

今日気づいたのですが、何げに百合流行れの人がまどほむ二次創作ゲームを作っていたことを知りました。
http://www51.atwiki.jp/mdhm_yurigame/pages/1.html

すっごく今更かもしれませんが・・・



なんと、このゲームはフリーですよ!思わず、自分に課せられた使命も忘れ、やってしまいましたよ。
でも、ゲームをダウンロード後、いざ、プレイしてみよう!と思ったのですが、自分のWindows 8ではなぜか途中でシャットダウンしてしまい、なかなかゲームができず・・・。
しょうがなく、昔封印したWindowsXPのデスクトップ(メモリ256MBくらいの旧式PC、Google chromeがギリギリ起動できるスマフォ以下のスペック)で起動したら、できました。
まどかとほむらのイチャイチャした日常+詢子のちょっと現実的な話も交えて、ちょっとシリアスな展開もありな内容です。途中ででてきた虚淵っぽい人にはうけましたが。
濃厚な百合ですが、決してR-18な展開にはならず、そこもよいと思いました。そんな展開はまだ、二人には早い!
CGもアニメに近い感じで素晴らしかったです!
このゲーム、叛逆前じゃなくて、映画を見たあとにやれて良かったです。
どうも叛逆を見たあと、まどマギ2次創作作品を渇望するようになってしまいました。このゲームは自分にとってよい栄養源になりました。お腹いっぱいになりました。
ぜひ、次回作が出て欲しいです!