2014年3月15日土曜日

映画『ロボコップ』感想+最近見た映画の感想~ホビット、アニメミライ~

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ロボコップと最近見た映画の感想をば!

「ロボコップ」
本日、ロボコップ見てきました。
あのロボコップ(マーフィ)が黒くなって帰ってきた!
前作と同様にデトロイトの街でロボコップが活躍する話ですが、前作とは雰囲気が大きく違います。



今作はロボコップの登場に対する世論の動きについて重点がおかれ、いわばアメリカの社会とロボコップとの関係に焦点を当て、作品が描かれています。ロボット警官導入推進派のTV番組司会者(サミュエル・ジャクソン)や、オムニコープ者の社長(バットマンのマイケル・キートンが演じています)らが世論を動かすために行う画策や反対派の議員との関係がリアルに描かれています。
それに対して前作は、すでにロボコップありきの世界で、その中でロボコップとその周りの人々との関わりについて、描いた人情深い作品になっています。個人的には前3部作のほうが好きです。今回のも派手な作品で面白いのですが、やはり、どこかリアルすぎて温かみがないというか・・・。前作は主に下町が舞台になっていて、そこに住む低所得層の人々を守るロボコップ、市民の味方のロボコップが描かれていて、このあたりが日本人に親しみ深さを与えているのではないかと思います。ロボコップはいくつかの市区町村のイベントにもなぜか登場していますし、昔、明らかにロボコップをパクった『ジャンパーソン』なる子供向けヒーロー番組(番組の最後に「シーユーアゲイン」っていうやつ)や、さらにマニアックなので言うと『女バトルコップ』など、ロボコップをオマージュした作品が作られるくらい日本人にとってロボコップというのは親しみ深い作品なんだと思います。
今回はそういう要素がないのと、あと、やはり作品自体が古すぎるせいか、公開初日だというのに劇場内はガラガラでした(ちなみにIMAXシアターです)。※ちなみに今日は公開初日だったので特典がもらえました↓。
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ロボコップ栓抜き!おおっ、こう来たか・・・。この発想はどこから来たのだろうか・・・。
また、今作のロボコップはハイテク仕様でバリバリ素早く動きます。まるで仮面ライダーのように。前作のようにのろまないかにもロボットな感じではなく、めちゃくちゃ動いて、冷酷に人を殺していきます。ボディの色も黒くなり、怖い雰囲気が漂うデザインに。結局最終的にはまたシルバーに戻りますが。
あと、ロボコップを作成した科学者はゲイリー・オールドマンが演じていて、これが役にはまっていて良かったと思います。ゲイリー・オールドマンが演じていれば、この人だけは主人公の見方でいてくれるという安心感がどことなく生まれるような気がします。
それと音楽について。今作のテーマ曲は昔のロボコップの曲のアレンジ版が使われていて、とても懐かしく感じました。やはり、作品のテーマ曲って重要だと思うんですよ。ティム・バートン版「バットマン」のテーマ曲がバットマンの曲なんだと。クリストファー・ノーラン版のバットマンには入っていのが残念。ハンス・ジマーの曲もかっこいいですけど。
正直、この作品は賛否両論別れる作品だと思います。CMの段階で「これはないな」と思っている人もいるかもしれませんが、せっかくなので、実際に劇場で観て、過去のバーホーベン版と見比べてみてはどうでしょうか?
「ホビット 竜に奪われた王国」
ホビットの冒険の2部もこの間観てきました。やはり、前3部作と同様スケールが大きい作品ですね。今回の3部作を観て一番最初に受けた印象は、画面が綺麗すぎるという点でしょうか。CGがまるで映画のセットのように見えるw。過去の3部作では画面を暗くしてCGのアラをごまかしている印象でしたが、今回の作品は綺麗に細部まで見えるせいで、セットっぽさが増している。CG技術が進んでいるのはいいことかもしれませんが、逆に不自然さ感じるような気がします。
前作は第1部が王道ファンタジー、2部から戦争映画のような展開になっていましたが、ホビットの冒険は最初っから最後まで王道ファンタジーなので、ファンタジー成分に飢えている人にはおすすめだと思います。
��部は竜を目覚めさしてしまい、倒せぬまま3部に続く形になっています。あの竜をどうやって軟弱な装備でたおすのか?唯一竜に傷を負わせることができるドワーフの矢も、ウロコを1枚はがせる程度では勝てない気がするのですが。まさか、矢があたってポックリなんて展開にはならないでしょうね。現段階では、正直あまりシナリオがパッとしない感じです。すでに飽きてしまっている人も続出していそうな気がします。まあしかし、まだ3部作の2部なので、まだこの作品を評価するには早いですね、3部に期待!
「アニメミライ2014」
今年のアニメミライ観てきました。親子向けな作品からStudio4℃やスタジオ六花制作の大人向けな作品まで4作品が公開されました。前半2作品はさすがに親子向け作品なせいか、正直眠くなってしまいました。年齢的にもう観れない。劇場でも寝ている人が結構いました。Studio4℃制作の死神が見える主人公の話は結構おもしろかったと思います。スタジオ六花の新作は音楽PV的な雰囲気の作品で、このスタジオらしい背景描写に気合の入った作品でした。

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