2008年5月13日火曜日

第四回「saiとphotoshopの豆知識、Saiのショートカットとかいろいろ」

[saiとphotoshopの豆知識]いろいろなテクニックとか



今回はsaiとphotoshopのいろいろな小ネタを御紹介します。
まずはphotoshopの方から。



〈Shift+ドラッグ&ドロップ〉
photoshopでは今開いているファイルに別の画像をレイヤーとして挿入するときに、ただドラッグして入れるだけでは画像の位置がずれてしまいます。これを改善するためには、Shiftキーを押しながらドラッグ&ドロップすれば、画像がずれることなく画像を挿入できます。


〈パターンの比率を変える〉
以前紹介したパターンによるトーン貼りですが、トーン(パターン)の大きさを自由に変える方法を紹介します。パターンを適用するレイヤー(文字部分以外のところ)をダブルクリック。すると[レイヤースタイル]というのが表示されます。その中の[パターンオーバーレイ]を選択。「パターンの横の∇」でパターンを選択することによってレイヤーにパターンが適用されます。次に下図のように比率という部分のスライダーを左右に動かすことによってトーン(パターン)のサイズを変えられます。


1 〈Saiの消しゴム〉
もしかしたら、気付いてない人もいるかもしれないので、書いておきます。Saiの消しゴムなどは初期状態では太さが一定で筆圧で細くなりません。「鉛筆とかエアブラシは細くなるのに、なんで、消しゴムは太さが変わらないんだよ!?」とか思っている人はいませんか?そんな人はまず、消しゴムを選択し[色・ツール関連パネル]の[詳細設定]にチェックを入れ[サイズ]にチェックが入っているかどうか確認しましょう。チェックが入っていることを確認したら、次に[最小サイズ]というところを見ましょう。そこが、100%になっていませんか?そこを0%にすれば、消しゴムもちゃんと細くなりますよ。


〈Saiのペンツールの制御点


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Saiのペンツール(パスもどき)を使用したとき、ある線の点と別の線の点を繋ぎたいと思ったことはありませんか?そんなときはペンツールの[制御点]を選択。すると、その下に[ストロークを編集]とかいろいろあると思います。その中の[ストローク連結]を選択します。そして、そのまま、繋ぎたい線の点から点までをドラッグします。すると、二つの線が繋がります。ただし、一つの線の始点と終点を繋いだりはできません。また、Shift+Ctrl+制御点間ドラッグでもできます。制御点は他にもいろいろできますが、なるべくこれはショートカットでやったほうがいいですね。


〈Saiのショートカット(標準)〉


次に紹介するのはSaiのもしかしたらあまり知られていないショートカットです(そう思うのは自分だけか?)。


・「スペースキー+Alt」→キャンバスを自由に回転できる。普通の回転は時計回り回転とかでできますが、これはまるで紙を操作するような感覚でできます。


・「Ctrl+Altで表示されるブラシサイズのスライダーを操作」 or 「Ctrl+Alt+画面上でドラッグ」→ブラシサイズを自由に拡大縮小できます。『「』や『」』キーで拡大縮小できますが、これは「ブラシサイズ100、200」みたいな決められた数値で拡大されるのではなく、0.1,0,2,0,3…20,21というふうに連続的に好きな値でブラシサイズを変更できます。


漫画のペン入れがようやく半分終わりましたよ…。だが、まだまだあと20ページ…。さらにトーン貼り、表紙、裏表紙の作成とかいろいろありますよ。漫画を描くって大変なことなんですね。世の中のプロの漫画家ってすごいんだなぁと思います。大学の講義と実験が終わって帰ったあとに漫画を描くという生活が続いております…。でも、作画力は少し上がった気がします。


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