いまさらですがアニメ版「true tears」を全話見終わりました(テスト前だって言うのに)。
リアルタイムで放送していたときは3話くらいで切ってしまったのですが、改めてみるとなかなかな良作でした。ゲーム版の依澄れい のキャラデザとは全く異なるアニメ版「true tears」ですが製作はBEE TRAINの兄弟会社P.A. WORKSです。
この作品のいいところは静かな田舎で繰り広げられる登場人物たちの切ない物語とそれぞれのキャラクターの心情描写のうまいところですか。とくに個人的に気に入っているのは乃絵は涙を流すことができないので、本来は涙を流すシーンでもその涙を流す描写が使えないため、涙の代わりに指を怪我して血が流れるとう描写がうまいと思いました。
飛べないにわとりなどのメタファー、間接的な主人公たちの描写など、他にも細かいところで巧みな心理描写がなされています。
ストーリーも実写ドラマでありそうな感じで、その物語の中で動くキャラクターたちも自然な感じで描かれていたのが評価が高いです。
しかし、一つ残念なのは引きの構図のときの背景を歩いているモブキャラがCGだったことですか。しかも、かなりテンプレート的な動きの3Dなため、手描きで描かれている手前の人物と比べて機械的な感じでどうも生命感がない。やはり3Dは非生命体、無機質なものに適応するのがいい気がします。人物まで3Dにしてしまっては生命感が失われてしまう気がするのです。確かに、モブキャラ一つ一つを手描きで描いて動かすのは、相当しんどいことだと思いますが、そこで3Dにしてまで動かすのはどうも納得がいかないのです。どうせならMA@YAさんを呼んできてトゥーンレンダリングのアニメーションを(って無理か)。
何はともあれ「True Tears」、面白い作品でした。
↓因みにtrue tearsには実写版もあるそうです。
P.A. WORKSは今年、次なる新作「CANAAN」を製作中のようですが、楽しみです。奈須きのこはほとんどぜんぜん関わっていないそうですが…。
あと、いまさらなのですが、このブログでも「続きを読む」表示ができることに気づきました。重くて見づらいと感じた方々ごめんなさい…。これからは軽くなるように努力します。
とはいってもアフィリエイトとか減らしてもココログ自体がもともと重いんですがね。これはどうにかしてほしいです。ブログページはまだマシなのですが、編集ページはさらに重いのです。他のサイトでは編集中にフリーズしてしまったり、保存にものすごく時間がかかったりなどのトラブルが起きているようです。まあ、ココログにしてしまった時点で負け組み確定だったのかもしれません…。ブログ製作はFC2ブログとかが良いようです。
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