2009年4月12日日曜日

Phantom ~Requiem for the Phantom~第二話「訓練」

[アニメ感想]Phantom ~Requiem for the Phantom~第二話「訓練」


Kirikaain 真下版ファントム第二話。今回はひたすら訓練が続く回。自分が思っていたよりも、ずいぶんと展開が遅いですね。もう、ベルトコンベアーで動く的に射撃訓練するところまで行くかと思ったのですが(もしかしてないのか)。


ちなみに今回はイラストも描いてみました。何とか時間を作って描けるときに落書き程度のものをアップしていこうかと…。


第二話は細かいところでエロスを出すいつもの手口が良かったと思います。訓練のときアインの胸が当たっていたり(スポーツブラというのがまたエロい!)、クロウディアの登場シーンで胸がアップになってたり、マグワイヤのセクスィー入浴シーンその他いろいろ。今回はむしろエロスの面での演出に力を入れていた気がします。個人的にはアインのセクシーな指導が一番エロかったと思います。

あと、最後の薬莢同士がぶつかり合う演出がいいですね。

そういえば、エル・カザドから登場した上下や左右を反転させる演出はファントムでは常習化してますね。この演出はビスタサイズの画面ならではの演出のような気がします。

ただ、気になったのが、一話でもそうだったのですが、基本的にツヴァイの作画がなんか崩れてるように感じるのですよ。気のせいでしょうか?

それと、訓練のシーンがいまいち過酷さの表現が弱かったように感じました。繰りかえしの映像によって、だんだんと精神が麻痺して、自我が弱くなっていく感じは演出されていたのですが。いっそのことフルメタルジャケットぐらいのキツイトレーニングっぽい絵の方がよかったのでは?

しかし、ドSな霧香(アイン)もいいですね。露出度もNOIRより高いのもまた…。着替えのシーンは残念かなとかそんなこと別に思ってなんかいませんよ。うん、本当に。

アインはOPの最後の辺りとEDのパソコンに向って銃を撃っているシーンが一番霧香っぽいです。

しかし、ビィートレインもキャラクターの絵がだいぶ変わりましたね。少女キャラは目の描きかたとか少し過去の絵に戻ったような気がしますが、男性キャラはかなり変貌を遂げた気がします。どちらかというと、前の絵のほうが好きでした。

そういえば、ビィートレインといえば、変態悪役キャラ。今回はサイス=マスターが担当するのでしょうが、むむっ!その変態っぷりが霧香(アイン)へのセクハラとは!赦せん!銃のコレクションを眺めているときとか(次回出るようだが)、何と言うことを!けしからん!

因みにNOIRはファントムのパクリだという説がありますが、これは違うのではないかと思います。NOIR自体の作品起源は90年代半ば以降くらいまで遡るのです。NOIRは天地無用やウテナ、円盤皇女ワるきゅーレなどで脚本をしていた月村了衛氏が原案・構成・脚本を担当しており90年代半ばにはこの作品が彼の中で作られ始めていたのです(但し、初期は男二人が主人公だったらしい)。そこに、真下・梶浦由記・アリプロテイストなどが加わってできたのがNOIRだったのです。ただ、作品が製作し始められて、それが世の中に発表されたタイミングが悪かった。そういうことなのではと思います。要素はかなりかぶっているのですが、これは映画「二キータ」などの影響もあったのかもしれません(死刑になるか暗殺者になるか…)。二キータはハリウッドリメイクもされている作品ですし(因みにハリウッド版のタイトルは「アサシン」です。両者で違う点はいくつかあるのですが、ハリウッドリメイク版の掃除人はプロっぽいやつなんですが、元のフランス版のほうは雰囲気はプロなんですがマジで使えないやつなんですよ)。繰り返し言いますが、内容も一部の世界観設定など以外は異なります。どちらかというとファントムの方はガチな任侠ものに近いです(少女が任侠の世界に落ちていく作品とかも結構多い気がします。ヤクザの両親を目の前で殺されて復讐するみたいなやつとか。女性主人公だと、生き残った主人公が復讐するパターンが多い気がします。男は最後に死ぬんです。女はしつこく生きるんです。前にも書いたかもしれませんが、男は死に様が重要なのです)。NOIRは宗教的な要素がかなり強い文学的作品です。

ついでに言うと同じ年に似たような組み合わせの主人公キャラアニメで「ナジカ電撃作戦」というスタジオ・ファンタジアのパンツアニメが放送されていました。こちらも面白いのでお勧めです。とてもお馬鹿な全年齢対象のエロアニメです。お馬鹿なエロアニメといえば、巷で話題の「クィーンズブレイド」アニメ版はエロいですね。無駄なところに作画の力が入ってる。ホビージャパンといえば、中学2ぐらいのとき部活の友人たちが家に遊びに来たときに、「ゲームぎゃざ」を女子が見て、「エロい…」と言われました。ぎゃざとかでもやっぱり、エロいんですかね(コロコロコミックから鞍替えして小5から買っていましたがw)。まあ、アクエリとかエロいかもしれませんが。

今期のアニメはいいですね。でも、「鋼の錬金術師」はマスタングの声が三木さんに変わっていたので違和感を感じました。慣れませんね。でも、早くも一話目でグダグダになりそうな感じがしたのですが、気のせいですかね…?

あと、思わぬ伏兵が「東のエデン」。キャラ原案が羽海野チカです。なんか、いろいろとタイムリーな時事ネタが含まれています。ストーリー自体もよさ気な感じ。製作はプロダクションI.G.。OPとEDがとてもユニークです。完全にノーマークだった作品でしたが、これはお勧めな作品です。

今年はアニメの当たり年です。でも、あまりアニメを見る時間がないので、なるべく見るアニメは厳選したいです…。

↓ファントム第二話

http://douga7.com/archives/560355.html

2 件のコメント:

  1. ファントム人気が来そうですね!
    ファントムみてNoirを見る人も出てきた
    みたいですが、最初は男が主人公
    だったとは知りませんでした…
    そしてイラストありがとうございました。
    こういう比較絵は初めて見ました(笑)
    これからも体調にお気をつけて頑張って
    ください。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。
    これからも時間があればイラストをアップしていきます。

    返信削除