2018年11月21日水曜日

アリゾナでボヘミアン・ラプソディを観ました


Queenについて、そしてフレディ・マーキュリーについて、名前くらいしか知らない自分ですが、リズと青い鳥を日本で見たときに流れた予告編で気になってたので、ボヘミアン・ラプソディを見てきました。アメリカでは日本より早めに公開されていて、テンピのAMCでは、自分が見た日が最終日でした。フレディの名前は魁クロマティ高校で知ったくらいで、本当にどんな人物なのか全く知りませんでした。そんな自分に、この映画は、フレディという人物そしてQueenの伝説を知る機会を与えてくれました。

この映画を観る前、Queenについて全く知識がない自分が見て楽しめる映画なのかどうか不安でしたが、そんな不安は必要ない映画でした。めちゃくちゃ最高の映画でした。

迫力のあるライブの風景が最新の映像技術と音響で描かれ、本当にライブにいるかのような体感を味会うことができました。劇中で演奏される曲は、どれも自分が知っている曲で、「We will rock you」などの有名な曲がQueenの曲だと、この映画を観るまで全然知りませんでした。Queenがどうやって誕生したのか、彼らに何が起こったのか、そして、フレディの生き様や葛藤がこの映画には、しっかり描かれていて、この映画で、Queenとは何か、フレディーとは誰なのかを知ることができました。こんなロックな奴らが自分が生まれる前に活躍していたのか(ロジャーとブライアンはまだ活躍中ですが)!

映画を観終わった後、You tubeで過去のライブ映像をいろいろ見ていましたが、どれも最限度がすごい。特に、最後のチャリティコンサートの映像の最限度がヤバいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=A22oy8dFjqc&feature=youtu.be

フレディを演じたラミ・マレックの演技がすごすぎて、本当にフレディになりきっているんですよ。映画見ている間、ラミの演技を見ていて、こいつ倒れるんじゃないかって、思わせるくらい、本気の演技でした。他のメンバーも実際の自分物にそっくりな人で、最限度がヤバいです。
この映画は、フレディのいるQueenを現代に蘇らせ、自分のようなQueenを全く知らない人間に、Queenの魅力を伝えてくれました。

エネルギーに満ち溢れたフレディの生き様は、自分のクリエイティブ精神も刺激してくれました。現在、冬コミに向けて本を作成中の自分に、これは非常にありがたい。
CDを作るために、自分の3か月分の給料をすべてレコーディングスタジオのレンタルにつぎ込むところとか、すごくロックです。

ロックとバラードオペラを組み合わせるという斬新なアイディアも神がかっています。

自分がエイズでもうあまり長くないことをメンバーに伝えたとき、フレディが言った「俺はみんなが見たいものを見えるパフォーマーなんだ」というセリフがしびれました。

ボヘミアン・ラプソディはまだ日本では上映中だと思うので、ぜひ劇場で見てください。この映画はリズと青い鳥と同様、劇場でしか見れない作品です。できれば、IMAXで見るのをお勧めします。よりリアルな体感を味会うことができると思います。


2018年11月13日火曜日

アメリカでリズと青い鳥!冬コミ情報情報

ついに、本日からアメリカでもリズと青い鳥の上映が始まりました!
アリゾナではスコッツデールで2日間だけの上映の予定でしたが、なんと、テンピにある家の近くの小さな映画館で急遽1週間上映されることが発表され、本日見てきました!
スコッツデールの映画館は町はずれの砂漠地帯にある映画館で、家からバスで2時間くらいの距離だったので、本当にラッキーでした!フランスにいたときは、リズと青い鳥を見るために、アヌシーに行ったり、埼玉に行ったりと、自分が必死で追いかける側でしたが、今はなぜかリズ鳥側の方から近づいてきてくれるという。きっと、死ぬ気で頑張ったご褒美なんだ!リズと青い鳥とは、なんだか不思議な縁を感じます。

リズと青い鳥が上映されたのは、ダウンタウン・テンピのミル・アヴェニューにある「Harkins theater」 という小さな映画館。なんと、上映中の作品が、上の写真見たく、アナログの文字盤で表示されるのです。「LIZ AND THE BLUE BIRD」としっかり表示されています!味があっていいですね。劇場はおそらく一個だけで、1作品しか上映していない感じの小さな映画館です(思いの外劇場は広かったです)。でも、映画の上映期間中、作品のタイトルが映画館の入り口にデカデカと表示されるおかげで、この映画館がリズと青い鳥専用の映画館として存在する感じがしてうれしいです。


映画館の入り口には。リズと青い鳥の英語版のポスターが!
自分が住んでいる町で、しかも海外で、この映画が上映されていることが、すごくうれしい。まさに奇跡としか思えない...。生きててよかった...。

これが映画のチケット!

公開初日ですが、映画を観に来たお客さんの数は10人程度。まあ、ジブリや細田守監督作品ではないですから、分かる人にだけ分かればいい作品なので。むしろ、10人でも、この作品に興味を持ってくれたアメリカ人がいることがうれしいです。

実は、リズと青い鳥は、これで7回目の視聴になります。フランスから埼玉に日帰りで行き、見に行ったのが一回目。そのあと、川崎チネチッタで、5回出国直前まで見ました。

川崎チネチッタ
チネチッタにあった声優のサイン入りポスター…

ポスターズ。

時間が許す限り、いっぱい見ました。本当に出国の直前まで...。よく、自分が日本を離れるタイミングで上映してくれたなぁと思います...。本当の奇跡です...。
リズと青い鳥は、何回見ても最高です。

この作品、希美がすごく複雑な精神構造の持ち主なんですよね。それを、演出や人物の細かい動作で表現するところはやっぱり素晴らしい。何度見ても、見飽きることがありません。こういう作品、すっごく好きです。

アメリカ人にそういう細かい演出や人物描写が伝わっているかどうか分かりませんが、伝わってくれればなと思います。ぜひ、この映画を見て、彼らにも考察してほしいですね。

あと、海外では映画のスタッフロール(日本語)の際に観客が席を立つのが普通ですが、オタクなアメリカ人たちは立ちませんでした。フランスでもオタクっぽいフランス人は席を立たず、スタッフロールの最後までずっと席に座っていました。
つまり、海外では、映画のスタッフロールで席を立たない人はオタクということなのだと思います。

可能ならば、これから一週間毎日リズと青い鳥を映画館で見たいと思います。
連絡が遅れましたが、今回冬コミに受かったんですよね。現在、リズと青い鳥メインの響け!ユーフォニアム本を製作中です。最近、若干モチベーションが下がり始めていたので、このタイミングで1週間リズと青い鳥公開はとてもうれしいです。頑張れと応援されている気がします。本当に、奇跡的なタイミングでの上映です...。

冬コミは、スタジオイノワーるは

12月29日土曜日東Fブロック-46b
に配置されるそうです。

それと、今回は別サークル名義でゆるキャン△本も出します。

自分は年末日本に帰れないため、スタジオイノワーるの本は、もう一つのサークルの方に置くかもしれません。詳細はコミケ前に告知します。