2016年12月22日木曜日

終末のイゼッタ最終話感想



終末のイゼッタ最終話見ました。↑イラスト描いてみました。

以下ネタバレ含む。



まず、イゼッタ死ななくてよかった!
ゾフィーとの最終バトルで、エッフェル塔が折れた!そして、飛ばされた!「エッフェル塔がぁぁぁっ!」
まさか、作中でフランスがこんなに大変なことになるとは...。
イゼッタが魔法の力を世界から吸い尽くすシーンは、「イゼッタ死んだ!??うわぁぁぁあっ」って絶望のどん底に叩き落されそうになりました。


最後のシーンの犬はもしかしたら盲導犬なのかもしれない。なんとなく、イゼッタ目が見えていないような感じだったし。
もしかしたら、イゼッタは半分植物人間状態なのかもしれません。この視聴者の創造に任せる演出のせいで、なんだかモヤっとした感じ。気になってしょうがないです...。
そのせいで、この作品のことはきっと忘れられない気がします。
なんだか、まどマギの最終回を初めて見た後のあの感じ。正直、眠れない日を数日間経験しそう。

それでも、フィーネにとっては、イゼッタが生きていてくれてうれしいんだろうな。
もう、かつてのようにしゃべったり、一緒に歩けないのかもしれなけど...。
そして、魔法が使えなくなったことで、イゼッタとフィーネは誰にも邪魔されることなく森の中で暮らせる。おそらく、イゼッタの寿命はあまり長くはないと予想されますが、それでも最後のつかの間(少なくとも3年間)の幸せを享受できるなら、それは二人にとってハッピーエンドなのだろうと思います。とても、重いハッピーエンドですが。
願わくば、二人がイチャコラできる世界になっていてくれますように。


全体を通して、

この作品は賛否両論あるかと思います。
個人的な感想ですが、正直、この作品はストーリー自体ははつまらないと思っています。
この作品を空想戦争もの、歴史ものという観点から見ると、1クールしかない中で構築された欠陥のある脚本や世界観の作りこみの粗が目立ってしまい、話が面白くないと感じる気がします。

しかし、そこはこの作品の重要なポイントではないと思います。
この作品の見どころは、ところどころに盛り込まれた百合描写、それこそがメイン。設定にとらわれてはいけないのです。何が物語の主題にあるのかが重要なのです。

戦争も戦争で戦う兵士たちも、あくまでも二人の百合ストーリーを引き立たせるための舞台装置だと思うのです。




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