11月28日~29日の2日間リヨンで開催されるJapan Touchに行ってきました。
会場はリヨンブロン空港そばのEurexpo Lyonで開催されます。リヨン・パールデュー駅からトラムT3線とバスを経由して30分位の距離です。道中、明らかにそれっぽい人たちがたくさん歩いているので迷う心配はありません。これも日本と同じですね。
会場はコミケと似たような雰囲気です。
サイズは小さいですが日本の庭園があり、鯉も泳いでいます。
盆栽教室もあります。フランス人が結構豪快に木を切り落としています。
指圧マッサージもあります。自分も最近肩こりがひどくなってきていたので、正直やりたかったですが、フランス人の体験の機会を奪うのも気が引けたので、やめました。
謎の相撲体験コーナー。
弓道や、
居合の演舞も行われていました。
サブカル部門
囲碁・麻雀の体験コーナーもあります。咲はフランスでも人気のようです。
懐かしのRCカーのサーキット。プロっぽい人がドリフトを披露していました。
ドリフトって日本の文化なんですか?イニDは日本らしさが爆発な作品ということですか。
アニメ。漫画ブースは一番人気です。漫画やアニメのDVD、フィギュアやグッズ、コスプレグッズ、個人製作のグッズなど様々なものが売られていました。
ちなみに自分が買ったDVDががこちら、エルゴプラクシーのDVDボックスがたったの10€、カウボーイビバップも10€、幻想魔伝最遊記4クール分が30€で買えます。イベント価格なのか、めちゃくちゃ安かったです。ATMでお金を降ろすのを忘れていなければ、もっと買っていたと思います(降ろさなくてよかった...)。でも、Serial experiments lainのDVDボックスは買っとけばよかった...。フランスでは基本的にクレジットカード払いですが、こういうイベントはやはり現金払い。これに慣れていない人が多いのか、会場に設置されていたATMには長蛇の列が(たぶん1時間は並ぶ)。
エルゴプラクシーはフランス語版の声が割りと全体的に合っていました。最遊記とビバップは全然合っていません。最遊記はあんまりイケボじゃないのと、凄みが足りない。悟空は比較的マシでしたが。でも、フランス語版のOPは日本語版のOPと遜色ないくらいです。
あと、初めて知ったんですが、エルゴプラクシーの主人公ってヴィンセントじゃなくて、リルだったんですね(Wikipediaより)。
また、今年ガイナックス30週年記念ということなので、これまでのガイナックス作品の歴史を振り返る展示コーナーがありました。
コスプレはすごく人気で日本と同様、そこら中で撮影が行われていました。
コスプレはファンタジー系が多いように感じました。ゲームとか映画関連?あとは、フランスではソードアート・オンラインが人気なので、アスナのコスプレが多かったです。他は、鉄板なところで初音ミクと綾波レイとか。
日本食レストランコーナー
日本食のレストランコーナーはとにかく、すっごく並びます。基本的に1時間以上待たされます。出店されていたのは、ラーメンや、寿司、どんぶり、餃子、カレーなどが売られていました。餃子は日本人の間隔では中国のものですが、海外の人から見ると餃子は日本オリジナルの認識のようです。以前に、シンガポール人の友人もそんな感じがすると言っていました。
1時間ならんでゲットしたのがこちら。牛丼と餃子、唐揚げ、そしてアップル餃子。
自分が並んだ飲食店は日本人がちゃんと経営していて、味は普通でした。
きっと、米はタイ米とか使っているんだろうなと思っていましたが、普通に日本米でした。
アップル餃子は餃子の皮(アップルパイだと思われる)でりんごを包み、揚げたものに生クリームをかけたスイーツです。特にマズイわけでもなく、かと言って美味しいというわけでもない、あまりネタにならない味でした。
最後に
Japan Touchは全体的にちゃんと日本文化を伝えているように感じました。
これで日本文化が世界に広がればうれしいです。
イベント自体の規模ですが、Japan Touchは1日あれば十分回れるイベントでした。2日開催ですが、1日で満足できます。
ゲストもそんなに有名処というわけでもなく、やはり本命は春に開催されるJapanExpoの方ですね。こちらのほうが規模は大きいでしょうし、日本からの有名なゲストも多く参加されると思います。Japan Touchは日本人はあまりいませんでした。どちらかというと、中国人が多いです(日本のイベントなのに!?)。以前、このイベントに参加された日本人の小説家の人の記事を読みましたが、参加の依頼メールはフランス語で来るようです(おそらく、英語ができるスタッフが少ない)。当然、日本人はフランス語は分かりません。また、英語もろくにできないという人が多いのため、言語的な問題で、招待しにくいのだと思います。おそらく、通訳ができるスタッフがいない?一方で、中国人なら人口的に考えて、フランス語か英語を使える漫画家を見つけることができる可能性が高いでしょうし...日本人の.言語の問題は結構深刻ですね。自分もこれはひしひしと感じます。
おまけ
日本の写真展示コーナーにこんな写真が。やっぱり、ほのうみですよね(本命はにこまきですが)!フランス人はこの絵馬の意味を理解しているのだろうか?日本文化の広がりとともに百合という単語も世界共通語になる日が来るのかもしれない。最近、ディズニーも注目しているようですし。百合流行れ!
0 件のコメント:
コメントを投稿