運良く雨は上がりました。でも、どんより曇り空のコルマール....
天候には恵まれませんでしたが、とりあえずアニメ本編に出てきた場所を散策しました。
コルマールは小さな町なので、メインの場所は数時間歩けば、すぐに回れます。今回は朝9時から17時まで時間があったので、何周もしました。足がつかれました...。
甘兎庵のモデル?
まず、ホテルから比較的近いところに甘兎庵のモデルになっていそうなレストランを見つけました。あいにく、この日はお昼はやっていませんでいたが。
正面と別のアングルから
建物はクリスマス仕様に飾り付けられています。
こっち見るな!
ディティールは違いますが、この建物を日本風にアレンジすると甘兎庵に見えなくもないかもしれない。ちなみに、流石に隣に小屋(シャロの家)はなく、その代わりに高級そうなレストランがあります。
2期第6話の駅?
モカが木組みの街を出立するシーンで出てきた駅?これは実際にはMarché couvert de Colmarというマルシェ(市場)なんですが、内装も駅っぽい感じです。ただディティールがかなり違うような気もします。おそらくはスタッフが道中通ったであろうフランクフルト空港駅とかパリ東駅とかを参考にしている可能性が高いように思います。駅構内に関してはストラスブール駅を参照にしてそうです。駅構内のデザインから考えて、コルマール以外のどこか終点になっている駅です。
マルシェでは魚や肉が売られていましたが、観光地なせいか、お値段が少し高かったような気がしました。
エンディングでチノたちが踊っている場所
http://blueskyandwhitewings.blog64.fc2.com/blog-entry-932.html#more
こちらのサイトでも紹介されていますが、チノたちがエンディングで踊っている場所は、有名な観光スポットであるエコール通りの橋からの風景です。エンディング以外のシーンでも度々出てきていますが、よくコルマールの紹介に使われる場所です。
また、ここはチノとココアの通学路の分岐点にもなっています(たぶんここだと思う)。
青山さんの紙飛行機がチノに激突するシーンの公園とココアたちの高校
http://blueskyandwhitewings.blog64.fc2.com/blog-entry-932.html#more
↑を参照していった、公園の横の道、車が駐車されているのでわかりづらいですが。
高校は実際には図書館のようです。
旧市街地の住宅
これは作品中に出てきたかどうか分からないですが、図書館のそばの道は旧市街地の住宅が立ち並ぶ道があります。漫画の背景資料に使えそうです。
よく出てくる公園とココアと知夜が出った場所
ごちうさで頻繁に出てくる公園はシャン・ド・マルス公園です。コルマールでもおそらくいちばん大きな公園です。クリスマスシーズンなので屋台やスケートリンク、子供用ジェット・コースターが設置されていました。しかし、冬にシャン・ド・マルス公園に行ったのは失敗だったかもしれません。木々が枯れ果てている...春にでももう一回行こうかな。
実際には噴水はないですが、ココアとチアが最初に出会った場所もここがモデルになっているのかも。こちらも先に聖地巡礼された方のブログを参照しています。
ブーランジェ通り
1期の2話で出てきた背景です。
あと、ドミニコ教会周辺でもマルシェが開かれていました。
アルザスの伝統衣装を着たお姉さんがシュークルート(ザワークラフト)を売っていたので食べてみました。味は札幌のミュンヘン・クリスマス市で食べたのと大差なし。そんなに好きなわけでもないのに、祭りの雰囲気で買ってしまいました。
近くのおみやげ屋では妖精の蝋人形が売られていました。割りといろんなところに売られていますが、気になる!30€~100€くらいなので買えなくはないのですが、持って帰るのが大変なので断念。
他にもかわいい蝋人形も。これはカレンダーとかに使われているキャラクターなのですが、フランスで有名なのでしょうか?フランスの萌えキャラ?
プフィスタの家、ココアが1話で歩いていた道、クリスマスのマルシェで有名な場所
聖地巡礼とは関係ないですが、これもコルマールの有名な観光地です。マルシャン通りにあります。
1話でココアが歩いていた道と、ごちうさでも出てきますが、クリスマスのマルシェで有名な通りです。
あと、1話に出てくるお花のある窓。
電球を持った兎の看板
レストランだったと思うのですが、ラビットハウスの看板のモデルになっているのかもしれない看板。
リゼ宅?
最後に帰る途中で駅前通りにあるCour d'appel De Colmarという裁判所の写真をとりました。なんとなくリゼ宅のモデルになっていそうな気がします。ただ、ディティールが結構異なるので、おそらくはフランス内にある教会か何かの大きな建物を参考にしているのだと思います。
リゼ宅側面
近くにあった、ウィンターリンデン学校も部分的に似ています。
図書館の裏側とかもリゼ宅っぽい?
ラビットハウス2回目+お店のレビュー
ラビットハウス(Restaurant Au Chasseur)2回目。少し遅い時間にいったため、最終的に自分一人になりました。
店員の人と話したのですが、ちょうどこの日、日本の雑誌の記者の人が来ていたらしく、日本の雑誌にラビットハウスが紹介されたとのことです。店員の人に「これは日本語か?うちの店が日本の雑誌に紹介されたようだが?」と聞かれました。記者の人がその原稿のコピーを持ってきたようです。偶然ですが、ちょうど2期の1話のようなやり取りをしました。
ついでに許可を頂いてラビットハウス内の写真を撮らせていただきました。
1階の写真
2階の写真
と窓からの風景
この日は、グラタンとクーゲルホッフのアイス(正確にはクーゲルホッフ風の形のアイスでしたが)を注文。
そして、食後のコーヒーにカプチーノを頼んだのですが、忙しかったのかカプチーノが爆発していました。チノーっ!?ココアパウダーとクリームが上に乗っている。チノとココア!?これはごちうさを意識しているのか!?
お値段は結構高いですが、内装も綺麗で料理も美味しい店です。
おそらく、コルマールでもかなり人気の店のようで、お店の前で写真をとっているグループがいっぱいいました。個人的にもかなりおすすめです。
※ラビットハウスの店内のモデルはこちらの日本の喫茶店らしいです。http://anizou.blogspot.fr/2015/11/blog-post.html
おわりに
一日中歩き続けたので、帰りはふらふらでした。そして、帰りのTGVが遅れて、乗り換えの終電のTERを逃すというアクシデント...。駅員のフランス語を頑張って聞き取って、何とかバスで帰ることができましたが。フランス語少し勉強しておいてよかった。結構危なかったです。バス出発5分前くらいだったので。
あと、バスに乗った時になぜか運転手に「マダーム?」って言われました。ムッシューは男女関係なく使われている気がするのですが(ムッシュは英語のミスターと同じで基本的に男性に使われますが、お客様という意味でも使われるようです)、マダムも同じなんでしょうか?それとも、本気で女と間違われた?初めて聞いたんだけど...
何はともあれ、良い旅でした。コルマールは全体的に綺麗な街で、漫画の背景資料もたくさんとれました。ストラスブールは時間がなくて行けなかったのですが、今度はフルール・ド・ラパンを探して、ストラスブールにも行ってみたいです。
そして、テロが落ち着いてきたらパリに行ってNOIRの聖地巡礼第2弾をば。
ただ、もしかしたら、少しの間パリに住むかもしれないので、そのときに聖地巡礼はやれるかもしれません。
おみやげにラビットハウスそっくりな蝋の置物とアルザスのピノ・ノワール。
コルマールはコウノトリが有名らしく(ドミニク教会の上にコウノトリのスがあるらしいです)、なぜか屋根の上にコウノトリが乗っています。
うさぎだったらよかったのに。ピノ・ノワールも美味しかったです。
ごちうさ聖地巡礼第3弾「フルール・ド・ラパン」はこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿