劇場版公開から1年あまりが経過して、ようやく魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のプロダクションノートが発売されました!これまではブルーレイのキャプチャとか魔女図鑑、ファンブック等を参考にしていましたが、これで、イラストとかもすごく描きやすくなる!
今回のプロダクションノートは半分がイヌカレー先生のイメージボードになっています!
新規イラスト(?)らしきものも多数含まれており、もはやイヌカレー先生の画集状態です。
これ全部を二人だけで作成してるんでしょうか?イヌカレー先生、もはや人間のレベルを超越している。
おまけで、しおり型シートレンズ付きになっており、細かい文字やイラストを拡大してみることができます。あまり、注視しないものかもしれませんが、ノンブルもページ内側に入れられており、絵の鑑賞に気にならないようになっています。ところどころにすごい工夫が凝らされていて、それを探すのも面白いです。
本編の設定資料も情報量が半端ないですが、イヌカレーイメージボードの情報量はあまりに多すぎて、見るのにすごく時間がかかります。でも、参考になる設定や、今まで気づいていなかった演出についても書かれているので、時間をかけてでも読みます。特に驚いたのは、イントロダクションでほむらのセリフのバックでまどかがおとぎ話風にこれまでのあらすじをしゃべっているシーンでしょうか。二人とも同じ内容について話しているのに、それぞれのスタンスがこの段階で、実は大きく異なっているということに、はじめて気づきました。まどかとほむらは終始一貫して哲学が合わないように描かれているわけですね。
あとは、悪魔化したほむらが道端でしゃべっているのってエアまどからしいです。この子はもうダメかもしれない・・・。
このプロダクションノートは、とにかく、これまで見てきた設定資料集とは比較にならないほど厚いです。お値段が6,000円ですが、それに見合うだけの内容だと思います。
プロダクションノートとか普段は買わない人も、この一冊だけは買う価値があるように思います。クリエイティブ精神に火が付きます。あの独特の世界がいかにして創造されたのかが分かる一冊です。
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